毎度こんにちは。美容鍼の白山はりきゅう整骨院 デン マサタダです。
Question :ご質問内容 アラサーなのに超脂性肌で悩んでおります。 常に肌のことで悩んでいますので、脂性肌について解説して下さい。 |
Answer:鍼灸師の答え
ご質問ありがとうございます。
脂性肌(オイリースキン)とは
脂性肌は皮脂分泌量が過剰で、肌表面に皮脂の脂っぽさが出て、
テカリ気味の肌状態を指します。
キメも皮脂腺が発達しているので開口部にあたる毛穴も大きく開いています。
毛穴と毛穴を結ぶヒフの溝も深かったり、途切れがちな場合もあります。
額や鼻を含めた周辺部でそのような特徴はとても顕著です。
皮脂分泌量が多いので、角質の水分蒸発を防ぐのは確かですが、逆に、セラミドなどの成分が不足して角質の構造がきちんとできていないために、
角質細胞の接着が弱くなるので剥離が起こり肌表面がザラザラしたり硬く感じたりする事も多くあります。
脂性肌のスキンケア
スキンケアとしては皮脂分泌量が多く、毛穴が汚れやすいので毛穴を清潔に保つお手入れをすることです。
洗顔は皮脂分泌量の多い部位(Tゾーン中心に)を丁寧に指で洗います。
その際必ず泡立てネットも使いましょう。
お手入れの基本はその日に分泌された皮脂は空気中の汚れも吸着しているので、その日のうちに落とすことです。ほうっておくと、毛穴の汚れ、黒ずみにつながります。
その後でベタつきのない肌の保護力の高い油分補給が適切にできる化粧品を使うと良いです。
特に、さっぱり系の乳液やクリーム、あるいは油分を含む美容液をお勧めします。
近年では皮脂分泌を抑える研究も盛んであり、そのような働きを持つ美容成分を配合した製品も良いでしょう。
テカりやすいところは油分を拭き取る力の強いアルコールが多めの製品や、
油分を吸収する働きのある製品を使うのもいいでしょう。
脂性肌の気をつける4つのポイント
その1 丁寧な洗顔をして毛穴を清潔に保つ
その2 油分補給にはさっぱり系の乳液やクリームなどを使う
その3 皮脂分泌を抑えるトリートメントをする
その4 油っぽいチョコレートや普段の食事を気をつける(これ大事)
インナードライについて
インナードライとは肌表面が油っぽいのに対して、角質層の内部も油分量が多く、水分量が少ない状態を内部が乾いているという意味で使われる用語です。
一見するととてもわかりやすい説明ですが、実際はスカスカの乾燥状態ではないということです。
乾燥とは水分や油分などの液体が蒸発してなくなって空気が入った状態を示す用語です。
たとえ油分の比率が多くても、角質細胞の結合状態が良く、肌が荒れていなければ問題はそんなにありません。
角質内部が乾いているから内部に水分を補給することが健康な肌状態に回復するという概念は誤解を生みやすい用語の一つでもあります。
美容鍼の白山はりきゅう整骨院 デン マサタダでした。