ニキビ

毛穴パックをする前に知っておきたい毛穴の正しい知識

毎度こんにちは。美容鍼の白山はりきゅう整骨院デンです。

本日は毎日一生懸命、毛穴パックをしても、

なかなか毛穴が改善しない方に読んで頂きたいブログです。

明日からのスキンケアの参考にして下さい。

毛穴パックをする前に

毛穴という言葉の落とし穴

毛穴の黒ずみが気になる

毛穴の開きが気になる

などと毛穴で悩む女性は多いようです。

毛穴の悩みは当院の美容鍼でお越し頂く患者様の相談内容でも常に

お受けする1つの症状です。

しかし、毛穴ほど一般の人が正しく理解できていないものはないでしょう。

美容雑誌や女性誌などで目にしたことがあるかもしれませんが、

毛穴は基本的に、毛の横にちょこんと小さな皮脂腺があるという構造になっています。

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しかし、よく見かけるその毛穴の図は、顔の毛穴ではなく、

身体の毛穴の図」であることが多いです。

実は、顔の場合は身体に比べて皮脂腺が大きく発達しています。

その為、毛穴が目立ちやすいのです。

顔は頭皮について皮脂腺が発達してる部分でもあります。

しかし、その皮脂腺に対して毛はとても小さめです。

つまり、顔の毛穴の主役は毛でなく「皮脂腺」です。

毛穴というよりはむしろ「皮脂腺穴」と呼ぶべき状態なのです。

毛穴が目立つのは、汚れのせいではない

顔の毛穴の主な役割は皮脂腺の分泌です。

毛穴が汚れているのでどうにかしたい

という相談を受けることもありますが、

毛穴に脂がたまっているのは自然なことなのです。

また毛穴は「くぼみ」などで影ができ、

何も汚れが詰まってない時でも黒く見えます

これは鼻の穴が黒く見えるのと同じことです。

穴はどうしても黒く見えてしまうものなのです。

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毛穴の大小の多くは遺伝的要因で決まる

毛穴の大きさを気にする人も多いですが、

実は・・・

毛穴の大きさはほとんど遺伝的なものです。

それに男性ホルモンの量がかなり関係しています。

男性ホルモンが多めの人は皮脂腺が大きくなり、

皮脂腺の出口も大きくなるのでき穴が目立つようになります。

この男性ホルモンの多さは遺伝によって決まります。

例えば、背の高い人と低い人がいるのと同じようなことです。

生まれつきのものは毛穴用化粧品で小さくなることはまずありません。

日常のケアで改善する毛穴

 ケアで改善できる毛穴は2つあります。

つまり毛穴

たるみ毛穴

です。毛穴が目立つのは生まれつきの要素もありますが、

皮脂が詰まって目立っている場合(いわゆる「詰まり毛穴」)や、

真皮が衰えて肌がたるみ、毛穴が広がって見える場合(いわゆる「たるみ毛穴」)もあります。

これらは適切なスキンケアでの予防や改善が可能です。

ただし、「詰まり毛穴」と「たるみ毛穴」では対処法も異なってきます。

まずは自分の毛穴がどんな状態なのかを知ることです。

そのタイプに合ったケアを的確に行うことが重要です。

1:詰まり毛穴

毛穴の中の皮脂腺から分泌される皮脂と古い角質とが混ざって詰まってきます。

主に既存の毛穴に多いのが特徴です。

2:たるみ毛穴

真皮のコラーゲンやエラスチンが老化によって弱り、毛穴を支えきれなくなって、

しずく形に垂れ下がった毛穴を指します。

主に頬に多く見られます。

3:開き毛穴

オイリー肌で赤から気味の人に多いです。

オイリードライに傾くと敏感になることもあります。

毛穴パックをする前に体の中から毛穴対策

生活習慣が原因

不規則な生活、喫煙極端なダイエットなどはホルモンバランスを崩し、

毛穴の開きを加速させます。

日焼けは肌のハリや弾力を低下させたるみ毛穴を招くので厳禁です。

毛穴を目立たなくするには、こうした生活習慣を見直し、

体の内側からケアすることも必要です。

どうしても毛穴を目立たなくしたいのであれば、当院の美容鍼がとてもおすすめです。

当院の美容鍼では真皮層にアプローチできますので、

自分だけのケアより効率がとても上がります。

1クール計4回程美容鍼ができれば、かなり、毛穴は小さくなります。

美容鍼の効果はこちらをご覧下さい。

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詰まり毛穴タイプのセルフケア

デイリーケアで対処するのがベストです。

つまり毛穴の正体は、毛穴の中から分泌される皮脂と古い角質の混じったものです。

確かに毛穴の中にこれらの物がたまっていけば、「詰まり毛穴」となります。

皮脂は日々分泌されているものなので、とめどなく溢れてきます。

ということは、毎日のお手入れでケアしていくのが1番効果的です。

ではどんなケアを取り入れればいいのかというと、

毎日の洗顔がやはり基本です。

しっとり系のうるおい洗顔のようなものでなく、

さっぱりタイプの洗顔石鹸で皮脂をきちんと落としましょう。

それでも、ざらついて毛穴が詰まってしまうようなら、

ピーリングコスメや酵素洗顔料をプラス、

これらのアイテムには古い角質を剥がれやすくする分解する作用があり、

穏やかに毛穴の詰まりを取り去ることができます。

洗顔でニキビが良くならない方はこちらの記事を参考にして下さい。

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ピーリングは肌への刺激が強いと思われがちですが、

乳液などを配合したミルクやジェルタイプの洗い流すタイプなら、

刺激は少なく扱いやすいでしょう。

このように洗顔だけでなく、

角質も落とすようにケアすることが詰まり毛穴を予防するポイントです。

毛穴パックと併用したいタイプ別セルフケア方法

・詰まり毛穴タイプ

・たるみ毛穴タイプ

詰まり毛穴タイプのスキンケア

毛穴パックは二週間に一度くらいが目安

酵素洗顔やピーリングコスメなどでケアしていても、

毛穴がザラザラ詰まって気になる時。

毛穴パック(貼って剥がすタイプのもの)やクレイマスクなどを活用するのも一つです。

しかし毛穴パックは刺激が強いので、

二週間に一度くらいの頻度を守って使いましょう。

クレイマスクなら一週間に一度くらいを目安にしてください。

しかし、毛穴は誰にでもあるものなので、あまり気にしすぎるのはやめましょう。

ニキビがある時の顔パックはこちらの記事を参考にして下さい。

角栓をとっても毛穴のサイズは変わらない

貼ってはがすタイプの毛穴パックは、その取れ具合が快感となり、

やみつきになって何度も使う人がいます。

しかし、使いすぎると毛穴が余計に目立ってしまうこともあります。

なぜなら、角栓をパックで引き出すということは、皮膚を刺激することでもあります。

これを繰り返すと、毛穴がより広がってしまうことがあります。

詰まり」をとっても毛穴が小さくなるわけではないことを、

きちんと認識しましょう。

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たるみ毛穴タイプのスキンケア

真皮の弾力を取り戻すケアで毛穴を引き締めるため、

ピーリングとレチノールで予防します。

たるみ毛穴は「予防」が基本です。

20代のうちからきちんとケアをしておくと良いでしょう。

では具体的にどのようなケアが効果的なのかというと、

自宅でできることとしては、

ピーリング

レチノール

の2つの方法があります。

1:ピーリング

ピーリングには真皮のコラーゲンを増やす作用があるので、

毛穴のゆるみを防ぐ効果があります。

その上古い角質も取れるので、角栓を防ぐこともでき、

つまり毛穴のケアにもなって一石二鳥です。

自宅でできるピーリングを選ぶ際は、

拭き取るのでなく洗い流すタイプにしたほうが、肌への負担がなくてお勧めです。

2:レチノール

そして2つ目が、レチノールを配合した化粧品をケアに取り入れることです。

このレチノールは医学的にも証明されている、コラーゲンを増やす働きの強い成分です。

肌への浸透力があり、真皮のコラーゲンに作用するといわれています。

しかし、刺激が強いという面もあります。

使い始めは効きすぎるとお肌がカサカサしたりしますが、

使い続けていくことで徐々に、そのカサカサも落ち着いていきます。

レチノールはビタミンA の一種で、

本来体内にある成分ですので、基本的には安全です。

たるみ毛穴、開き毛穴のスキンケア

皮脂抑制効果も期待できるビタミンC を摂り入れます。

刺激が少なく使いやすいビタミンC 誘導体がオススメです。

レチノールよりも刺激の少ないビタミンC はたるみ毛穴はもちろん、

肌が敏感になりがちな開き毛穴タイプでも比較的使いやすい成分です。

ビタミンCの作用

ビタミンC にはコラーゲンを増やす作用と、

若干ではありますが、皮脂の抑制作用があります。

一口にビタミンC といっても、いろいろなタイプの成分があるので、

肌への浸透力を高めた誘導体型のものが良いでしょう。

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ビタミンC誘導体とは

本来、「ビタミンC」は不安定で壊れやすく、化粧品の成分に入れる事が困難な物質でした。

しかし、最近の研究結果、壊れやすいビタミンCを安定させた

ビタミンC誘導体」が開発され、

様々な化粧品に取り入れられるようになりました。

その中でも特におすすめなのが、

リン酸型」や「APPS」と呼ばれる新しいタイプのものです。

よく耳にする純粋な「ビタミンC 」は、化学的にいうと、アスコルビン酸ですが、

これを浸透しやすい形に改良したものがビタミンC 誘導体で、

成分表示上では、

・リン酸型は「リン酸アスコルビル」

・ASSPは「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」

と表示されます。

選ぶときの参考にしてください。

また、イオン導入器という美顔器を使って週に一度程度、

ビタミンC のイオン導入をすると毛穴ケアに有効です。

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毛穴パックと併せて知りたい豆知識

全タイプの毛穴のスキンケア

毛穴に効く食べ物で体の中からケアしていきます。

特に皮脂分泌を抑えるビタミンB 1、B 2が有効です。

どのタイプの毛穴も皮脂が多いと、詰まりの原因となり、

余計に目立ったり悪化したりします。

そこで、皮脂分泌を抑える栄養素を普段の食事から摂ると良いでしょう。

ニキビの時に気をつけたい食べ物はこちらの記事を参考にして下さい。

ビタミンB1

ビタミンB 1は炭水化物の代謝を助ける栄養素です。

炭水化物がきちんと代謝されないと皮脂が過剰に分泌されるので、

それを予防していきます。

豚肉やピーナッツ、うなぎなどに豊富に含まれます。

ビタミンB2

ビタミンB 2は皮脂の分泌をコントロールするのにとても有効な栄養素です。

豊富に含む食品はレバーやうなぎです。

まとめると

毛穴パックをする前に、なぜ毛穴が開くのかを知っておくのもとても大切です。

単純に毛穴が目立つからといって、毛穴パックを繰り返すのも注意が必要です。

まずは、自分の毛穴のタイプを知って、正しい洗顔と食生活を改善していきましょう。

本日は以上です。

お肌のトラブルなどご相談など、いつでもどうぞ!

美容鍼の東京 白山はりきゅう整骨院デンでした。

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