紫外線対策といえば、日焼け止めを塗りますが、その他に普段食べる物で何かオススメはありますか?
ご質問ありがとうございます。それでは、ご質問にお答えいたしますね。
化粧品の効果的な使用により、紫外線対策はある程度防ぐことが可能ですが、さらに、食事面における対策を加えると相乗効果が得られます。
紫外線対策に効果的な食べ物は
その代表的な食べ物は、にんじん、トマト、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜など、緑黄色野菜に多く含まれるβカロチンです。
βカロチンは色素の一種で、体内で必要に応じてビタミンA に変わります。
抗酸化作用のあるビタミンとして、「βカロチン」「ビタミンC 」「ビタミンE」 が知られていますが、
中でもβカロチンは酸化を促進する活性酸素の活動を抑制する働きが強い
と言われています。
そうなんですよ!例えば、海や山に出かける2日から3日くらい前から、にんじんトマトのジュースやかぼちゃのスープを多く摂取しておくと、皮膚が赤くなりヒリヒリするようになるまでの時間を長引かせることができます。
つまり、体の中から紫外線防止対策が期待できます。
また、βカロチンは熱を加えられても変性することはありません。
って事はニンジンやほうれん草は煮る、茹でるといった調理をし、かさを減らして多く食べられますね!
その通りです♪おまけに、βカロチンは、ガン対策にも効果があるといわれています。
ガンは、細胞の老化変性が大きな原因ですので、それを助長する活性酸素の働きを抑えることが効果的です。
実際にガン治療の臨床現場においても、βカロチンの大量投与という方法も行われています。
また、日光過敏症などの治療にも応用されています。最後に紫外線対策の10のポイントを挙げていきます。これを読んで普段から紫外線対策を心がけていきましょう!
紫外線対策の10のポイント
①炎天下の海や山へ出かけるときは必ず日焼け止めクリームを使い、そしてこまめに塗りなおすこと
②首筋二の腕がたぷだ時などにも日焼け止めクリームを塗り忘れないようにします
③洗濯物を干す近所の買い物など生活紫外線にも気をつけてください。
④窓越しに日の当たる部屋や車の中また曇り空の時も紫外線に注意です
⑤UV ケア化粧品はUVA 、UVB の両方をカットするタイプを選びましょう
⑥ファンデーションだけでなく、下地にも日焼け止め効果のあるものを選びましょう
⑦塗りムラを作ると日焼けムラができてしまうので、ファンデーションは丁寧に伸ばす
⑧化粧崩れが気になる季節は汗や皮脂に強いタイプの下地とファンデーションを選ぶこと
⑨薄手の長袖を羽織ったり、帽子、日傘を活用するなど、ファッション面からもUV 対策を行います
⑩生理前やストレスを抱えているとシミそばかすができやすいので、UV ケアはしっかりと心がけます