ニキビ

ニキビ肌を根本から治す5つの肌体力

毎度こんにちは。東京都の美容鍼の白山はりきゅう整骨院デンです。

本日はニキビ肌を根本から治す肌体力を上げる方法をご紹介いたします。

繰り返すニキビでお困りの方の参考にして下さい。

ニキビ肌を根本から治す5つの肌体力

白山はりきゅう整骨院 院長
ニキビを繰り返さないためには、5つの肌体力が必要です。
ふみちゃん
5つの肌体力!?教えて下さい!
白山はりきゅう整骨院 院長
承知いたしました。本日もふみちゃんやニキビでお困りの方にご説明していきますね!

ニキビ肌を治す5つの肌体力

1:生まれ変わる

2:守る

3:育み守る

4:若さを保つ

5:運ぶ

ニキビ肌を治すための肌体力その1:生まれ変わる

ターンオーバーで常に新鮮な肌を引き出す産生力を高め、

定期的に肌を入れかえ、健やかさをキープしましょう。

角質以下の表皮は肌の生産工場と、以下のブログでお話しました。

ニキビ肌を治すために知っておきたいお肌の役割を参考にして下さい。

ニキビ肌を治すために知っておきたいお肌の役割

実はこの部分で肌を作る細胞が生まれ、

そして次々に生まれ変わっているのです。

これを「ターンオーバー」と呼びます。

表皮の一番下にある基底層で新しい細胞が生まれ、

28日くらいかけて角層へと上がっていき、

最後は垢となって剥がれ落ちるというサイクルが「ターンオーバー」です。

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例え表皮が傷ついたり乾燥したり、

日焼けしたりしても細胞が絶えず入れ替わっているので、

健やかな状態に戻せるようになっています。

ところが、年齢を重ねるにつれたんオーバーは遅くなり、

40代になると約40日かかると言われています。

ふみちゃん
年齢と共に周期が遅くなるのですね
白山はりきゅう整骨院 院長
傷の治りが遅くなったりシミが出来やすくなったりするのはそのためです

その逆に、病気などでターンオーバーが早まりすぎると皮がむけることもあります 。

ターンオーバーが早くても遅くても肌は美しくなりません。

健康な角質細胞をしっかり作り出せるよう、

一定のサイクルを保つことが、美肌への第一歩です。

美肌のためには睡眠も大切なので、こちらの記事も参考にして下さい。

美肌のためのスキンケア〜睡眠編〜

ニキビ肌を治すための肌体力その2:守る

わずか0.02ミリの角層が外的刺激から肌を守っています。

お風呂につかってもお湯が肌の中にどんどん入っていかないのはどうしてだと思いますか?

それは肌表面に「バリア機能」が働いているからです。

海に入って塩漬けにならないのもこのバリア機能のおかげです

バリア機能の働きを担っているのは表皮の一番上にある角層です。

角層は厚みわずか0.02ミリほどの非常に薄い膜ですが、その構造に秘密があります。

顔の場合、各層は約20層の細胞が積み重なっています。

その隙間をセラミドなどの「角層細胞間脂質」がぴったりと埋めています。

例えばレンガ(角質細胞)がいくつにも重なり、

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それぞれの隙間をセメント(セラミド)が埋めているような状態です。

こうした細胞同士をぴったり密着させる構造によって、

水や異物が肌の中に入り込むのを防ぐという重要な働きをしているのです。

これが「バリア機能」です。

バリア機能が弱まると外からの刺激を受けやすくなり、肌荒れやニキビの原因になります。

頬にニキビができる方はこちらの記事も参考にして下さい。

頬ニキビの原因は紫外線!頬ニキビの5つの原因と対策法

内側から湧き上がる肌の潤いも守る

バリア機能にはもう一つ大きな働きがあります。

それは、肌の内側から湧き出る水分を隠そうに蓄えておくことです。

健康な角層は約20%から30%の水分を含んでいます。

それは主に肌が自ら作り出すセラミドなどの保湿物質に維持されています。

セラミドは単に細胞同士をくっつける役目だけでなく、

保湿物質として大きな役割を担っていたのです。

ところが、セラミドを作り出す力が弱まると角層の水分は蒸発してしまいます。

そしてついには、肌内部の潤いまで奪われてしまうのです。

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正常なバリア機能を保つには、

肌内部でセラミドなどの保湿物質がきちんと働いていることが必要不可欠です。

そのポイントは正しい保湿にあります。

洗顔してもなかなかよくならない方はこちらの記事も参考にして下さい。

https://hakusan-hari.com/biyouhari-effect/nikibi/%e3%81%84%e3%81%8f%e3%82%89%e6%b4%97%e9%a1%94%e3%81%97%e3%81%a6%e3%82%82%e3%83%8b%e3%82%ad%e3%83%93%e3%81%8c%e6%b2%bb%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%b8%e8%aa%ad%e3%82%93/

ニキビ肌を治すための肌体力その3:育み守る

真皮と表皮、両方に影響力を持つ基底層。

表皮の中で一番の働き者が、「基底層」です。

薄いシートのような形状ながら、いくつもの働きを受け持っています。

中でも特に重要なのが、表皮の細胞を作る工場としての役割です

まず、毛細血管から栄養分と酸素が供給され、

基底層にある「基底細胞」が必要に応じて細胞分裂します。

そして新しい表皮細胞が作られた場所のスタート地点になっているのです。

さらに!真皮を守るというとても重要な働きも担っています。

なぜ重要かというと表皮がダメージを受けても、

ターンオーバーしているので元に戻りますが、

ダメージが真皮にまで及んでしまうと、

完全には元に戻らなくなってしまうからです。

乾燥肌でお困りの方はこちらの記事も参考にして下さい。

 

そのため、基底層は基底膜と一体になって強い膜のようになり、

真皮の繊維にも結合して真皮を強力に守っているのです。

また、基底層には、シミの元となるメラニンを生成するメラノサイトもあります。

なぜ、表皮と真皮の境目にあるかというと、

真皮に紫外線が届かないように、

メラニンを作ってカーテンのようにブロックしているのです。

基底層が衰えると、ニキビ以外にもシミができやすくなる

加齢とともに基底膜は衰えて弱くなるので、メラニンがその下の真皮まで落ちてしまうこともあります。

落ちたメラニンは頑固なシミとなって残ってしまうことになります。

同じだけ紫外線を浴びていたとしても、

若い頃よりも段々とシミができやすくなるのはこれが一因でもあるのです。

過度なダイエットなどでたんぱく質などの栄養元が足したり、

血行不良を起こしたりしている場合は、

基底層の細胞にうまく栄養と酸素が行き渡らず、

ターンオーバーが妨げられます。

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規則正しい生活

食事

正しいスキンケア

で健やかな状態をキープしたいものですね。

肌のくすみでお困りの方はこちらの記事も参考にして下さい。

肌のくすみを改善して、化粧のりをよくしたい

ニキビ肌を治すための肌体力その4:若さを保つ

真皮を生み出すもと、「線維芽細胞」。

水分を除いた真皮の約70%はコラーゲンと呼ばれる繊維が占めています。

このコラーゲンをジョイントしているのがもう一つの繊維であるエラスチンです。

そしてコラーゲンとエラスチンの骨組みの間を埋めているのが、

ヒアルロン酸などのゼリー状の物質になります。

これらコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの真皮を構成している成分を生み出し、

母のような役割を果たしているのが、「線維芽細胞」なのです。

しわたるみ予防のカギは、線維芽細胞

若いうちにパンとしたハリのある肌がキープできるのは、

線維芽細胞がコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを順調に生み出しているからです。

しかし、年齢とともに線維芽細胞は減ったり、働きが衰えたりします。

最近たるんできた方はこちらの記事も参考にして下さい。

最近、たるみが気になります。たるみの原因を教えて下さい。

そのため、年を重ねるにつれ、ハリや弾力がなくなってきたと実感するのです。

実感した時はすでに真皮内で線維芽細胞が衰えている状態です。

それはすなわちコラーゲンやエラスチン、

ヒアルロン酸などを生み出す能力が低下していることになります。

さらに、紫外線や

・①酸化

・②糖化

などの影響によってもコラーゲンやエラスチンが変性し、

シワやたるみは加速してしまいます。

ふみちゃん
酸化ってなんですか?
白山はりきゅう整骨院 院長
酸化とは、体内に老化の原因となる「活性酸素」が発生し、細胞膜などを酸化させていくことです。すると、細胞の機能が低下し、くすみ肌荒れたるみといった肌の老化を引き起こします 

 

ふみちゃん
じゃあ、②糖化は!?
白山はりきゅう整骨院 院長
糖化とは、真皮にあるコラーゲンやエラスチンなどの「タンパク質」と体内にある「糖」とが結びつくことで老化タンパク質が作られ、体内に蓄積してしまうことです。進行すると肌だけでなく体全体が老化していきます

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ニキビ肌を治すための肌体力その5:運ぶ

血管は肌に息吹を与える命のパイプライン。

肌も植物同様、健やかに育むためには栄養や酸素が必要です。

では、この栄養や酸素は一体どこからどうやって運ばれてくるのでしょうか?

それは、肌の内側に網目のように張りめぐらされている血管の役目なのです。

血管は真皮に位置していて、

深いところが太く表皮に向かって上がってくるにつれ細くなっていきます。

この細く発生している血管がいわゆる「毛細血管」です。

毛細血管の2つの大きな役割は

栄養と酸素を運ぶこと

二酸化炭素と老廃物を回収してくること

に分けられます。

細胞は新鮮な酸素栄養がなければ生きていけません。

そのため、血行不良になると、酸素や栄養が肌のすみずみに十分に行き届かなくなる上、

老廃物が溜まってしまうため、肌がくすんだり乾燥したりするのです

その他、老廃物を含むリンパ液はリンパ管から吸収され、常にリフレッシュされています。

白山はりきゅう整骨院 院長
日頃、マッサージや運動が大事と言われる理由はそこにあります

現代人は喫煙や睡眠不足、ストレスなどに囲まれ、血行が悪くなりやすいのです。

だからこそ、意識的に血流を促進するケアや生活習慣を身につけることが必要と言えます。

毛細血管は肌に息吹を与えるいわば命のパイプラインです。

毛細血管の力を維持することがニキビのない綺麗な美肌へとつながっていくのです。

運ばれてくる栄養が充足している事も肝心

毛細血管を通して、肌の隅々まで栄養が運ばれているのですが、

運ばれてくる栄養そのものが不足していれば、健やかな肌は維持できません。

無理なダイエットで栄養が偏ることも吹き出物や肌荒れの原因にもなります。

ニキビや肌荒れには自家製ジュースもオススメなので、こちらの記事も参考にして下さい。

ニキビに効く自家製野菜ジュースのススメ

食事により肌に必要な栄養を適正量でバランスよく摂る事も大切です。

本当のスキンケアは、食生活を見直すことから始まります。

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ニキビ肌を根本から治すためのまとめ

ニキビやたるみ、その他のスキントラブルのほとんどを占める「血行不良」。

血行不良が続くと肌の代謝(ターンオーバー)が上記の通り、遅くなっていきます。

美容鍼でお越しになる私の患者様もターンオーバーが上手く回っておらず、

くすみやニキビでお悩みの方が多く来られます。

定期的な美容鍼や、正しいスキンケア・食生活の見直しでお肌はきっとキレイになりますよ!

コツコツと本日も美肌を目指していきましょう。

お肌のご相談いつでもお受けいたします。

美容鍼の東京の白山はりきゅう整骨院デンでした。

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