ニキビ

ニキビケア商品の配合成分とメカニズムを知る

毎度こんにちは。

白山はりきゅう整骨院デンです。

前回のブログは年代別のニキビケア方法について投稿していきました。

年代別のニキビケア方法をお知りになりたい方は是非参考にしてください。

本日はニキビケア商品の配合成分とメカニズムを知るブログです。

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ニキビケア商品の配合成分とメカニズムを知る

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お肌にとっての永遠の悩みと言っても過言ではないのが「ニキビ」です。

加齢とともにニキビの生成そのものはできにくくなりますが、

ニキビはそのままシミになってしまったり、皮膚の細胞組織を壊してしまったりします。

早い内に自分に合ったケアを施すことが良策と言えるでしょう。

しかしながら、ニキビにも沢山の種類が存在し、

それに合わせたスキンケア化粧品も数えきれないほど多く流通しています。

いったいどれを選べばいいのか、

ひとつひとつ手当たり次第試してみるには費用がかかりすぎますし、

インターネットの口コミ評価は100%信頼できるものではありません。

ニキビができる原因を正しく理解する

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そこで大切なのが、ニキビができるメカニズムを理解し、

自分がどのタイプに属するのかを知ることです。

そして、自分に最も適したニキビケア商品を選ぶことです。

肌のトラブルとは一生付き合っていかなければなりません

一度自分に合ったものを知っておけば、後々の手入れが楽になりますので、

まずはニキビケア商品を成分別にその効果と役割を見ていきましょう。

代表的なニキビケアの成分とは

1:フラーレン

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まずニキビケア商品の主な成分としてあげられるのが、

フラーレン」という成分です。

フラーレンは主に乾燥肌からくる炎症系のニキビに効果的に働きます

乾燥肌の人は皮脂の分泌が少なく、肌を外気に漂う目に見えないゴミや、

有害物質から守ることができません。

紫外線なども直接皮膚を貫通してしまうため、炎症を起こしやすくなってしまいます。

フラーレンは肌をコーティングする役割をもっていて

毛穴に詰まればニキビの原因となってしまうものを、

入り込ませないようにしてくれます。

保湿効果によって常に肌に潤いを保たせるため、

美容としても注目されています。

2:イソフラボン

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次にイソフラボンです。外的な刺激による原因ではないニキビの場合、

問題の根本はホルモンバランスの乱れにあると言われています。

男性ホルモンのバランスが乱れ、過剰に分泌されてしまうと、

皮脂の分泌が必要以上の量になり、脂ぎった肌になってしまいます。

保湿の潤いとは違う、ぎらぎらしたテカリを気にしている人には、

イソフラボンを含んだニキビケア商品がおすすめです。

皮脂はそもそも外的刺激から肌を守る役割を果たしますが、

必要以上に分泌され、さらに代謝が悪ければ、

古いバリアがいつまでも皮膚の上に張ったままになってしまいます。

そうすると毛穴からの角質が外に排出されずに詰まってしまい、

それがニキビの原因となってしまうのです。

体内からニキビケアを行おうとする人はホルモンバランスを整え

とくに男性ホルモンとは正反対の働きをする、

女性ホルモンの分泌を促進してくれるイソフラボンのメカニズムを、

取り入れたニキビケア商品を選ぶと良いでしょう。

3:ビタミン

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次はビタミン群です。

ビタミンは直接的にニキビへ何かしら働きかけるわけではありません

肌全体の張りや艶を維持する役割を持っています。

全体の肌細胞が活性化すると皮膚の代謝が良くなります。

毛穴に詰まった角質や皮脂が常に循環していくため、

不純物が肌に付着しにくく、予防に最適です。

しかしながら、ビタミン群をニキビケア商品から摂るのは難しいと言われています。

どちらかといえばサプリメントなどで、健康補助として摂取し、

ついでに肌にも良いというくらいのイメージで理解をしておくと良いでしょう。

4:イソプロピルメチルフェノール

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次にイソプロピルメチルフェノールです。

こちらはこれまで紹介した成分と違って、ニキビにダイレクトに働きかけます。

原因となるアクネ菌を殺菌してくれる成分で、最も薬品らしいとも言えます

イソプロピルメチルフェノールはニキビケア商品としてだけでなく、

防カビ剤や防腐剤のような殺菌を中心とする商品に配合されています。

この強力な力をもつ成分のメカニズムを、人に害がないように調合しなおした商品が売られています。

顔などの薄い皮膚に使うよりも、

背中ニキビなどの比較的厚い肌に使われることが多いです。

5:サリチル酸

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最後がサリチル酸です。

サリチル酸は比較的どんなニキビケア商品にも配合されている成分です。

主な角質を溶かす役割を担っています

既に付着してしまったものを外側からゆっくり溶かしていくため、

ニキビの原因となる根本を叩くメカニズムは持ちあわせていません。

一時的な応急処置として使われることが多いです。

角質は溶かすだけではそのまま肌に張り付いてしまいますので、

同時に代謝を促す要素を取り入れる必要があります。

他の役割を担うものと配合することによって、

効果的なニキビケアを実現します。角質を溶かすという意味では、

肌そのもののバリアを壊してしまう効果もあるため

保湿効果のあるものと配合されることが多いです。

サリチル酸単独では、あくまで対処療法しか行えないことを頭に入れておきましょう。

まとめると

一言にニキビケア商品と言っても、これだけたくさんの要素が入り込んでいます。

そしてそれぞれが違った働きをします。

何にでも使えば効くと思うのは大変危険で、自分の肌質を理解し、

商品知識を深めることで、理想的な綺麗な肌を手に入れることができるのです。

お肌のお悩みいつでもどうぞ〜

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