☑膝の下の骨がボコッと出てきた
☑自転車をこぐと膝が痛い
☑正座が出来ない
☑走ると痛い
☑膝の周りを押さえると痛い
☑膝の内側が特に痛い
これらの症状があるにも関わらず、ムリに我慢してスポーツを続けたり、反対に痛みが治るまで何カ月もスポーツを控えたりしていませんか?
その痛みは成長痛ではなく、オスドッグの可能性があります。
そしてこのオスグットは適切な治療を行わないと、痛みが長引くことがあるんです!
オスグッド病とは?
オスグッド病(オスグッド・シュラッター症候群)とは、サッカーやバスケなどのスポーツを盛んにしている小学校高学年から高校生の間ぐらいの少年に多くみられる、膝の脛骨が出っ張って痛む症状のことです。
オスグッドは、主に成長期の子によく見られ、膝下が腫れていたり、骨がボコっと出っ張ってしまう症状なので、病院によっては「成長痛」と診断されることも多いです。
ですが、成長期の子ども全員に起こる症状ではなく、ふつうの「成長痛」とは違うんです。
なので成長痛と違って、ほうっておけばよいものではなく、適切な治療を行うことで、早期に完治することができます。
痛みの原因は硬くなった筋肉
オスグッドの原因は、ももの前にある筋肉、大腿四頭筋が硬くなることで収縮して、そこの筋肉にくっついている骨を引っ張ってしまうことで、骨が出っ張ったり、膝が痛みます。
大腿四頭筋は膝の柔軟性=膝を伸縮させる筋肉です。
ジャンプしたり、ダッシュしたり、あるいは踏ん張ったりするとき、立っているときに膝が曲がらないように伸ばす役割など、日常のいろんな場面で使われる筋肉です。
どんな子に症状が出やすい?
小学校高学年から高校低学年の間にスポーツを盛んにしている少年に多くみられます。
筋肉を使いすぎることで、筋肉がぎゅぎゅっと収縮されて、硬くなってしまうためです。
また、スポーツをおこなっていない少年にもみられることがあります。
主な要因としては、成長期に急激に身長が伸びることで骨は成長し、筋肉によっていつも強く引っ張られてしまって、炎症を起こすせいです。さらに、
- O脚、X脚、回内足
- 姿勢が悪い
- 身体がかたい
これらの子はオスグッド病になりやすいといわれています。
スポーツをやっていても姿勢がいい子より、悪い子のほうがオスグッドになりやすいです。
骨や骨盤がまがっていると膝への負担がかかりやすいからです。
サッカー少年がオスグッドになりやすい理由は?
理由として、プレイ中にインサイドパスを繰り返すことで、すねの骨(脛骨)が外側に捻じれてしまい骨格のバランスが崩れてしまうからです。
また、バスケットボールも捻挫を起こしやすく、捻挫を繰り返すことで、骨が歪みやすくなり、オスグッドの症状が出やすくなります。
オスグッドの3つの要因
先ほども見たようにオスグッドの大きな要因は次の3つです。
- 過度な運動とストレッチ不足
- 成長に伴うもの
- カラダのバランスの崩れ
過度な運動とストレッチ不足
運動量が多いと筋肉が疲労して、収縮してしまい、硬くなってしまいます。また、運動後に硬くなった筋肉をきちんとケアしてあげないと、緊張状態が続いてしまうので、しっかりストレッチをしてあげましょう。子どもはさぼりがちになるので、親御さんが手伝ってあげるとよいです。
成長に伴うもの
成長にともなって骨が引っ張られ、オスグッドになります。ですが、ただの成長痛ではありません。
また、身体の硬さや姿勢の悪さに関係します。
カラダのバランスの崩れ
これが一番の要因ともいえ、姿勢の悪さや骨のゆがみなどで、身体のバランスが崩れてしまい、大腿四頭筋に負荷がかかってしまうことで、上の二つと組み合わせてオスグッドを引き起こします。
そのうえで、オスグッドを短期間で確実に治すための方法はどんなことをすればいいでしょうか。
オスグッドを短期間で治す方法
1.運動を休止する
「練習しながらオスグッドを治したい」という患者さんは多いのですが、オスグッドを治すために練習を続けるのはよくありません。
筋肉に負荷をかけることで治るものも治らず、余計悪化させてしまうことになります。
やはり、早期回復のためには治療中の運動は避けてください。
2.アイシングよりも温める
捻挫などは運動後に、20分間患部をアイスバッグなどで冷やすことで痛みや腫れを引かすことができます。
運動後の痛みなどは、アイシングで患部を冷やして痛みを抑えると思いますが、オスグッドを治すためには必ずしも有効な方法とはいえません。
筋肉を冷やすことで、余計筋肉が固まってしまう恐れがあるからです。
むしろお風呂に入り、しっかり温めることで血流をよくし、足をほぐしてあげましょう。
3.ストレッチとマッサージ
ムリなストレッチ(痛みを我慢するようなストレッチ)は逆効果です。
刺激の強いマッサージも、筋を余計硬くしてしまいます。
自己流ではなく、きちんと接骨院や整骨院などで指導してもらいましょう。
4.オスグッドに強い治療院に行く
オスグッドを早く治すためには、接骨院や整骨院などの治療院に通うことが一番です。
とくにオスグッド治療に自信のある治療院がおすすめです。
オスグッドの主な原因は、太ももの筋肉がかたまることですが、姿勢、骨や骨盤のゆがみ、周りの筋肉などさまざまな要因が絡んできます。
早期に確実に治すためにも、治療院にいって的確なアプローチで治療を行い、再発を防ぐためのケアをしっかりしてもらいましょう。
マッサージなどでぐりぐり強くやるようなところや、長期間通っても治らない場合は、治療院を変えてみましょう。
5.痛みが引いてもきちんとケア
痛みが引いたからといって、すぐに練習を再開すると、再び再発するおそれがあります。
通っているところの先生の判断を待ちましょう。
オスグッドの症状には日頃の生活習慣が関係してきますので、きちんとケアを怠らないようにしましょう。
運動後のストレッチや普段の姿勢などにも気を付けます。
・強い刺激の治療をしない
・痛い箇所だけでなく、周りの筋肉や全身を診てくれる
・再発のことまで考えて治療をしてくれる
うちでは、鍼治療に加えてアキュスコープ法も取り入れているんです!!
整骨院での治療方法って?
患部を鍼(はり)治療で緩める。
患部の硬くなった筋肉を鍼治療によって緩めていきます。
髪の毛ほどの細い鍼を適切な箇所のツボに刺すことで、硬くなった筋肉を和らげていきます。
複数回の施術が必要ですが、患者一人一人に合わせて行うため、高い効果をあげています。
鍼の効果をアピールすると、なんだかうさん臭い感じになりますが、WHOなど世界的医療機関にも効果が認められている治療方法なんですよ。
アキュスコープ施術でオスグッドを改善
当院では微弱電流治療機器「アキュスコープ」を導入し、施術を行なっています。
患部に電流を与え刺激を与えることで、かたくなった筋肉をほぐします。
オスグッドのなかなか改善しない方や痛みが引かない方に高い効果があります。
鍼とこのアキュスコープを組み合わせて、あなたに合わせた最適な治療を行なっていきます!
☑できるだけ早く治したい方
☑治療してもしばらくするとまた痛みが繰り返す方
☑ほかの治療法で治らない方
オスグッドは完治できます。
今回ご紹介したように、オスグッドはしっかり治療することで完治できます。
そのためにも、オスグッドの原因ときちんとした治療方法を知っておきましょう。
もし鍼やお灸の効果が気になる方は、お気軽に一度ご相談くださいね!
白山はりきゅう整骨院のデンでした〜!