毎度こんにちは。 美容鍼の東京白山はりきゅう整骨院デンです。
前回のブログは毎日のスキンケアでニキビをなくす方法について投稿していきました。
毎日のスキンケアでお困りの方が是非参考にして下さい。
本日は抗炎症タイプのニキビケア商品についてご説明していきます。
抗炎症タイプのニキビケア商品について
ニキビケアというと、かなりいろいろな商品が出ていますよね。
でも、
「数が多すぎてどれがいいのかわかんない」
「どれを使えばいいのかわからないから、とりあえず安いのから選んでる」
「塗り薬がいいって聞いたけど、本当?」
というように、かなり迷ってしまうもの。
では、どんなニキビケアがいいのかというと、抗炎症作用のあるニキビケアがおすすめです。
赤ニキビには抗炎症薬がオススメ!
これは炎症状態になったニキビを治してくれるというもので、特にある程度進んでしまった赤ニキビや黄ニキビに効果があります。
一方、あまり進んでいない、あるいは他のもので対応できる白ニキビや黒ニキビの場合、全く効果がないとは言い切れませんがかなり効果が薄めです。
このような抗炎症作用があるケアの特徴は、いくつかあります。
ひとつはこのタイプは軟膏・クリームという形が多いことです。
肌の中でもぽつんと出来てしまったニキビに効果的で、赤や黄色になってしまったものに有効です。
赤ニキビに丁寧に塗っていく
顔全体にできているのなら顔全体の一つ一つに丁寧に塗っていき、一か所だけぽつんと出来てしまったのなら、そこにだけ塗りましょう。
顔全体につける一般的なスキンケアとは全く違いますから、丁寧に塗っていきます。また、塗るときは間違って押しつぶさないように、優しく力を入れないでつけるようにしましょう。
もう一つは成分ですね。これは「グリチルリチン酸2k」という成分が含まれています。
これは「グリチルリチン酸」や「グリチルリチン酸カリウム」という表記のこともありますが、どれもニキビケアに効果があります。
「グリチルリチン酸」と「グリチルリチン酸カリウム」って?
このグリチルリチン酸2kは古くから抗炎症剤として使われており、昔は口の中にできた口内炎を治療するために使われていました。
今でも医薬品などにも使われており、グリチルリチン酸2kが配合されている医薬品もあります。
これは甘草由来の天然成分なので、肌荒れなども起きにくく副作用も少ない成分です。ちなみに、グリチルリチン酸2kは化粧水や乳液などに使われることもあります。
使用方法や成分は?
この場合は顔全体のスキンケアに使うことができますので、手で塗っていくことになるでしょう。この時、顔全体につけるときには手のひらを使い、あまり摩擦や刺激を与えないようにして行います。
あまり肌をこすらないようにしたり、パッティングするのはよくありません。
また、使う順番も大事でしょう。まずは化粧水、次に乳液ということが多いものです。順番を守って使うようにしましょうね。
また、天然成分がたっぷり入っているというのも特徴的でしょう。
この天然成分とは、例えばパパイヤ酵素やフルーツ酸などにより肌の表面を溶かして肌の殺菌や代謝アップを促してくれるというものがあります。
この場合は肌の表面のざらつきや赤みを取るだけではなく、角栓を溶かすことで肌を綺麗にするという効果があります。
また、植物エキスによって炎症を抑えたり、肌の保湿効果を高めたり、殺菌作用を強くするという成分もあります。
即効性がある抗炎症薬
そして即効性があるということもポイントですね。
これは赤ニキビなどにも時間がかからず炎症を抑えることができますし、赤みや膿も翌日には綺麗に回復しているという人もいるくらい早く効果が出ます。
効果が出るまでに数週間はかかる洗顔やスキンケアアイテムよりも早く、数日中に何らかの変化が起きるでしょう。このため、早く治したいという人には嬉しい成分です。
このため、赤ニキビなどが多い人や黄色ニキビにまでなってしまったという人には嬉しいケアアイテムとなるでしょう。
一方、白ニキビや黒ニキビの人にはあまり効果がありません。この点は覚えておくといいでしょう。
抗炎症薬は根本的な治療ではない
また、このタイプは一時的な処置や赤みの改善などにはいいのですが、根本的な治療とはならない場合もあります。
これは乾燥や皮脂の過剰分泌が原因の場合です。この場合、一度このタイプで綺麗になってもまた赤くなってしまったり膿を持ってしまいがちです。
この場合は肌の状態がそもそも出来やすい状態になっている可能性もあります。また、皮脂の状態が改善されないために起こる、髪などの刺激によって出来てしまうなどの原因も考えられます。
鍼灸治療も併用すると効果的
繰り返すニキビなどは状態が良くなっても、体質を改善させる目的で鍼治療などを取り入れて根本的に治療していくのも大事なことでしょう。
生活習慣を見なおしたり、肌の状態を良くすることも大事なことになります。
このような抗炎症作用のあるものは、皮膚科を受診した時に処方されるクリームとしてもらうものもあります。
抗炎症薬は必要最低限にとどめる
抗炎症薬は長期間つけると、副作用のリスクが高まるため、この場合は顔全体につけるのではなく、化粧水でのスキンケアの後に顔全体に抗菌剤を塗り、炎症止めに抗炎症薬を塗るということが多いものです。こちらもポイントでつけていくようにしましょう。
治療の際には清潔な手で行うことや、一緒に処方されたビタミン類のお薬なども使うとさらに効果的です。また同時にビタミンCやビタミンEが処方されることが多いようです。
まとめると
抗炎症薬は即効性がある反面、1ヶ月以上の継続した使用は副作用のリスクが高くなります。
正しい知識でニキビケアに臨んで下さい。
理想では、ニキビの急性期には抗炎症薬、慢性期では東洋医学の1つである美容鍼などの選択肢も良いでしょう。
西洋医学と東洋医学の併用はマジで最強っす。
お肌のお悩みお気軽にどうぞ~ 白山はりきゅう整骨院でしたー。