ニキビ

大人ニキビを予防する正しい洗顔と保湿法

毎度こんにちは。東京都の美容鍼白山はりきゅう整骨院です。

前回はニキビのできる場所ごとに変わってくる原因とケア方法について投稿しました。

毎日の正しいスキンケアの参考にして下さい。

本日はニキビを予防するための正しい洗顔と保湿の必要性についてご説明していきます。

洗顔を制するものは「ニキビ」を制します。

 

大人ニキビ予防のための正しい洗顔法と保湿法

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高校生など思春期のにきびは新陳代謝が活発で若い証拠とされていますが、

大人になってから顔や背中などに次々とニキビができてきたら、

いくら化粧をしてもなかなかカバーするのも難しくなってちょっと困ってしまいますね。

そんなニキビで悩む女性たちにどのようにすればよいか対処法を考えていきましょう。

しかし対処法を考えるにはまずなぜ大人ニキビができるのかという原因を

以下の1〜4について探ることが必要です。

 

大人ニキビが出来る原因を探る

にきびは毛穴が詰まって炎症を起こしてしまうことです。

毛穴のつまりや汚れ、そして炎症を起こしやすい体になっていることがおもな原因となりますが、

毛穴のつまりや免疫力の低下を起こす原因が、実は日々の暮らしの中にもあるのです。

 

大人ニキビが出来る原因その1:ストレス

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ストレスを感じると自律神経のバランスや、

ホルモンのバランスが崩れてきて、

女性にもある男性ホルモンが多く分泌されてしまうのです。

男性ホルモンは皮脂量を増やし毛穴の「つまり」を引き起こします。

適度な皮脂は肌のバリア機能をとして必要なのですが、

過剰な分泌はニキビの原因となってしまうのです。

 

大人ニキビが出来る原因その2:睡眠不足

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睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンは子どもの身長を伸ばすなどの子供の成長二だけ必要なのではなく、

大人にとっても大切なホルモンです。

細胞の再生や免疫力の向上には欠かせないホルモンで、

肌のターンオーバーも促進する働きがあります。

成長ホルモンは眠り始めの3時間、

特に午後10時から午前2時までの間に集中的に分泌されるので、

その間にしっかりと睡眠をとらないと、

肌のターンオーバーや免疫力が促進されず、

ニキビができてなかなかよくならない原因にもなります。

 

大人ニキビが出来る原因その3:乾燥

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肌を守るために本来は適度な皮脂が少なくなってしまっているために、

毛穴が詰まりやすくなったり、

肌細胞が皮脂膜を作ろうとして余計に皮脂を分泌しようとするので、

過剰な分泌が起こるのです。

一般的に冬は肌が乾燥をしていて、夏は脂ぎっている感じに思われがちですが、

実は一年中を通じて乾燥肌のリスクはあるのです。

夏は湿気もあり汗もかくので乾燥をしていないようですが、

エアコンによる急激な温度変化や、

紫外線によって肌バリアが破壊されていくということになるのです。

 

大人ニキビが出来る原因その4:アクネ菌とマラセチア菌の存在

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アクネ菌は腸内細菌と同じで皮膚にいつも住みついている菌で、

空気が入らず脂肪が多い場所を好む性質を持っています。

だから角栓でふさがれている毛穴はアクネ菌の大好きな場所になります。

またアクネ菌にも腸内細菌と同じように善玉菌と悪玉菌があります。

善玉のアクネ菌は弱酸性で病原菌の繁殖を予防してくれるのですが、

悪玉菌は毛穴の中で、皮脂を遊離脂肪酸とグリセリンに分けるリパーゼ酵素を分泌してしまうのです。

そして遊離脂肪酸が酸化をすると過酸化脂質になり、

それが炎症を起こしてしまうのです。

マラセチア菌も常在菌で真菌というカビの一種です。

悪玉のアクネ菌と同じくリパーゼ酵素分泌し、

過酸化脂質を作りだしてしまうのでニキビの原因となります。

 

大人ニキビを予防するために

大人ニキビにはこれらのような1〜4までの原因があり、

大人ニキビを予防するためには生活をするうえで、

ストレスをためないことと睡眠不足にならないようにすることが大切です。

しかし悪玉のアクネ菌やマラセチア菌などニキビのもととなる菌を毛穴にたくさん存在させないため、

また肌の乾燥を予防するためにはどのようなことをすればよいでしょうか。

 

正しい洗顔と保湿で大人ニキビを予防する

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それは正しい洗顔方法を知ることと保湿を十分にすることです。

ニキビができやすいと清潔を保たないといけないということで

何度も洗顔をしてしまうこともあるでしょう。

しかし何度も洗顔をすると、それだけニキビに接触してしまうことになって、

さらに炎症を起こしやすくなったり、洗顔によって乾燥しがちになってしまいます。

乾燥はニキビの大敵なので、

正しい洗顔は一日のうち朝と夜の二回くらいにしておきしっかりと保湿することです。

いくら洗顔を頑張ってもニキビができてしまう方はこちらの記事も参考にして下さい。

 

ニキビができてしまったら

さてニキビができてしまった時ですが、

ひりひりして痛い場合は洗顔料を使わずに水で丁寧に洗うようにします。

予防のための正しい洗顔法としては、

まずは手をきれいに洗ってからクレンジングをします。

そして水か体温くらいのぬるま湯で素洗いをしてから

泡立てた洗顔料をおでこや目の周り、両ほほ、口回りへと指の腹でくるくる円を描くように優しく洗います。

この時できるだけ顔の中心部から髪の生え際に向かって洗うようにします。

 

正しい洗顔と保湿

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それから顔全体に両手で30回くらいじゃぶじゃぶと

水か体温程度のぬるま湯をかけて洗顔料をしっかりと落とし、

顔をこすらないようにタオルでしっかりと水気を切ります。

そしてその後化粧水やジェル、クリームなどで保湿を必ず行います。

正しい方法は化粧水なら顔全体、

ジェルやクリームは目元や口の周りを中心に塗って保湿をすることです。

毛穴パックをする時ははこちらの記事も参考にして下さい。

 

優しく洗うことが肝心

予防のためにもできてしまっても肌を清潔に保つことは大切です。

清潔といっても肌のバリアがなくなるまで洗うのではなく、

クレンジングで汚れを取ることと洗顔料を優しく付けてそれをしっかり落とすこと、

そして最後に保湿をしっかりすることが正しい方法です。

 

大人ニキビを予防する洗顔と保湿をまとめると

意外とできていない、洗顔前の「手の洗浄」。

汚れがついたままの手で洗顔をしても、本来の洗顔の効果の半分くらいになってしまいます。

必ず、洗顔前は手をしっかりと手首まで洗い、洗顔していきましょう。

また、洗顔後の化粧水をする際、手でお顔を強めに叩いてしまう方もいらっしゃいます。

お顔の肌は体の中で一番薄い場所ですので、

叩く癖を直して優しく手でなじませるように化粧水を浸透させる事も重要です。

本日もあなたのお肌がもっと綺麗になる事お祈りしております。

お肌のご相談いつでもどうぞ〜

美容鍼の白山はりきゅう整骨院でした!

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