毎度こんにちは。
美容鍼の東京の白山はりきゅう整骨院デンです。
前回のブログはニキビを悪化させないためのブログを投稿しました。
これ以上ニキビを悪化させたくない方は是非参考にして下さい。
本日は大人ニキビの原因と思春期ニキビの違いについてご説明していきます。
にしても、本日5/27(金)の午前はあいにくの天気ですね。
自宅から仕事場までバイク通勤ですが、
雨具がへたってしまい、お尻だけ濡れてる状況でのブログ投稿です。
絶対に濡れない雨具があったら誰か教えて下さい〜
余談は以上になりますー
大人ニキビの原因と思春期ニキビの違い
「ニキビ」と聞くと、10代の学生が多く悩みを抱えている単なる出来物というイメージがありますが、実は、大人でも誰でもできる可能性のある皮膚の病気なのです。
しかし、その種類や性質、対処の仕方を知っておけば、悩む必要のなくなる病気でもあるのです。
ここでは、ニキビを
・思春期ニキビ
・大人ニキビ
に分け、主に「大人ニキビ」の原因、対処法を見ていきたいと思います。
大人ニキビを改善させる方法はこちらの記事も参考にして下さい。
大人ニキビとは
そもそも、「大人ニキビ」とは一体なんなのでしょうか。
それは、20代以降、顎や口元、顔の周りといったフェイスラインに多く見られるニキビのことを指し、多くの人がこの大人ニキビに悩まされているのです。
思春期ニキビとの違い
では、「思春期ニキビ」とはどう違うのでしょうか。10代から20代にかけてのいわゆる思春期に多く見られるニキビを「思春期ニキビ」と言います。
思春期ニキビは、主におでこや頬、鼻といった皮脂が多く分泌される場所にできやすいのが特徴です。これは、成長ホルモンの影響で皮脂が分泌されやすくなるためにアクネ菌が増えてニキビが広がっていくというものです。
この種類のニキビの場合は、ニキビが増える原因となる紫外線を防ぐために日焼け止めを塗ったり、スキンケアをして肌を清潔に保つなどして防ぐことができます。
大人ニキビの原因はホルモンバランスの乱れ
一方、20代以降の大人ニキビはそれとは性質が違ってきます。
大人ニキビができる要因として最も大きいのは、ホルモンバランスの乱れです。
特に女性の生理はバランスの乱れに大きく関係してきます。
生理期の女性のホルモンバランスの変化は激しく、特に生理前に増える黄体ホルモンが大人ニキビを増加させる一つの要因になっていることがわかっています。
黄体ホルモンと抗菌ペプチド
では、なぜ黄体ホルモンが増えると大人ニキビができやすい状態になってしまうのでしょうか。
その理由は、黄体ホルモンと抗菌ペプチドという物質の関係性に隠されていました。
女性の生理周期を大ざっぱにまとめると、月経期、卵胞期、排卵期、分泌期に分けられます。
この中で最も黄体ホルモンが分泌されるのが「分泌期」であり、
これが生理前の時期となります。
そのため、生理前には大人ニキビができやすいと言われているのです。
抗菌ペプチドとは
しかし、これだけでは生理前に大人ニキビが増える理由にはなっていませんよね。
そこで登場するのが、「抗菌ペプチド」という物質なのです。
抗菌ペプチドとは、簡単に言ってしまえば肌を守る組織です。
ニキビが増える原因は、「アクネ菌」と呼ばれる物質にあるのですが、
抗菌ペプチドはこのアクネ菌から肌を守る役割を果たしているのです。
しかし、この抗菌ペプチドは黄体ホルモンが増えると減少してしまうということがわかりました。
抗菌ペプチドが減ってしまうと・・・
そのため、黄体ホルモンが多く分泌される生理前に抗菌ペプチドが減ってしまい、
アクネ菌が増殖してホルモンバランスの影響をうけやすいフェイスラインに大人ニキビができやすくなってしまうのです。
しかし、生理はそのときの状況(妊娠、ストレス、その他要因)によって多少は差があるものの、女性であれば誰しもが経験する月経の症状です。
生理前の黄体ホルモンの分泌を止めることは不可能ですし、ホルモンバランスの変化はなかなか自力で調整するのは難しいものです。
大人ニキビを軽減させるために
では、大人ニキビができてしまうのは仕方ないことなのかと言われると、そうではありません。完全に発生を抑えることはできなくても、軽減させることは可能と言えるでしょう。
ホルモンバランスは、生理などのように自然と変化するものもありますが、
ストレスや食生活などのように生活習慣の乱れからくる変化も大きいのです。
特にストレスはホルモンバランスを乱す最大の敵です。
ストレスが溜まると、男性ホルモンの分泌が増加し、皮脂をどんどん出そうと促されます。
そのことによって毛穴がつまり、大人ニキビが増える要因となってしまうのです。
ストレスを溜めない生活を心がける
現代社会でストレスをなくすというのは限りなく不可能に近いことですが、
スキンケアのためにもストレスをできるだけ少なくする生活を心がけ、抗菌ペプチドを増やして肌を守ることが重要です。
また、なかなか生活習慣を改善できないという人は、肌に優しい化粧品を使用したり、薬用のスキンケア用品を使ってニキビを予防することも良いかと思われます。
さらにそれでもなかなか改善しないという人は、皮膚科に行って専門医の指導を仰ぐことをおススメします。
ニキビ後のアフターケアを大切に
また、ニキビができた後のアフターケアも大事です。
よく、ニキビができて気になりいじってしまう人や、
そのまま消えるのを待つという人がいますが、ニキビの種類によってはその行為は肌の状態を悪化させてしまう可能性があるのです。
ニキビが気になり潰してしまったりすると、それがニキビ跡となって残ってしまうこともあり、
これはなかなか消せるものではありません。
また、ニキビをそのまま放置しているとその後ニキビ跡がシミになってしまうケースもあります。
こうなると薬で治すしかありません。この場合も、皮膚科医の診断を受けることをおススメします。
大人ニキビと思春期ニキビの違いをまとめると
思春期ニキビでは皮脂腺の発達に伴い、Tゾーンをはじめとする「おでこ」「鼻」のニキビで悩みますが、大人ニキビは月経痛や内臓の不調の原因が多いようです。
特に「あご」周りのニキビは炎症が強く、繰り返してしまい、色素沈着を残してしまうようです。私の特におすすめは「ビタミンC誘導体」入りのローションを自宅イオン導入することです。
ビタミンC誘導体は炎症を抑える作用もあるようで、比較的予後が良好です。
当院の美容鍼の効果はニキビ・ニキビ跡・くすみに有効です。
お肌のお悩みいつでもどうぞ〜。
白山はりきゅう整骨院でしたー。