毎度こんにちは。
白山はりきゅう整骨院デン マサタダです。
みなさんの周りで顔にできたニキビを針で穴を開けて、
無理やり治そうとしている方はいませんか?
私の学生時代の友人は授業中にニキビを針で潰してました。
今思い返すと、恐ろしいですね。
皮膚科さんでは、消毒・滅菌された専用の医療器具で主に白ニキビの膿を出して、
早期回復を図ったりしてますね。
しかし、一般の方はなかなか、ニキビを自分に針で潰したりすることができません。
このサイトを立ち上げて早2年(2016年11月現在)・・・・・
当院の針(鍼)治療でニキビが良くなることが、世間に広まらないので、
今回は「ニキビを針で早く治す方法」を勝手にご紹介します。
自虐的〜(泣)
ご興味ある方は参考にして下さい〜。
ニキビが針で良くなる3つの理由
皆さんご存知かと思いますが、ニキビの手入れの基本は
1:肌の新陳代謝を上げる
(ターンオーバーの促進)
2:肌の清潔の保持
3:皮脂分泌のコントロール
以上の3点挙げられますが、
1番目の「ターンオーバーを促進」する事がとても重要になります!!
ニキビが針で良くなる理由その1 肌の新陳代謝を上げる
ニキビでお悩みの方に共通して言える事が肌の角質層が分厚くなっており、
無駄な角質層が剥がれずにいます。
言い方を変えると、肌のターンオーバーが遅くなっているのです。
針(鍼)はこの遅くなってしまっているターンオーバーを促進する効果があるのです。
ターンオーバーって何?
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、詳しく説明できない人の方が多いかもしれませんね。
では、簡単に説明をいたします。
ターンオーバーとは、「肌の新陳代謝」のことで、
肌の生まれ変わりのサイクルを指します。
ちなみに人間の肌は、外側から
・表皮
・真皮
・皮下組織
で形成されています。
名前 | 表皮層 (ひょうひ) |
真皮層 (しんぴ) |
皮下組織層 (ひかそしき) |
特徴 | 肌を外部から守る | 毛細血管やコラーゲン繊維が豊富 | 脂肪が豊富で寒さから体を守る |
新しい細胞を作り出す働きをしているのは、
表皮の1番下の層にあたる
・基底層 (きていそう)
と呼ばれる層です。
新しく作られた表皮細胞は、
・有棘層(ゆうきょくそう)
でリンパ液から栄養を補給して、
分裂をしながら、押し上げられるように
・顆粒層(かりゅうそう)
・角質層(かくしつそう)
へと移動していき、最後は「アカ」となり剥がれ落ちます。
で、針(鍼)を打つとこうなります。
ご覧の通り、表皮層を突き破り、
真皮層に針が到達しているのが分かります。
前述いたしましたが、
この真皮層は毛細血管が非常に豊富なので、
針が入ると血流が良くなります。
当院にお越しになる患者さんの肌(顔)はとても血流が悪い方が多いです。
繰り返しますが、ニキビを早く治すポイントは、新鮮な血液を患部(ニキビ)に送り込み、
顔面部の血流を促進しターンオーバーが上げることができれば、
ニキビや肌荒れは改善できます。
ニキビが針で早く治った人
針でニキビが良くなったケース
当院の針(鍼)でニキビにお困りの患者さんに針を打ちました。
ご覧の通り、頬周りの赤みが目立ちますね。
定期的に当院の美容鍼を受けて
(10日に1度の通院)で、
3か月後は赤みがかなり引きました。
実際の写真がこちら↓
この患者さんには、自宅でも簡単にできる
「せんねん灸」
というお灸を、全身の代謝を上げるツボにも積極的にして頂きました。
もちろん、正しい洗顔法や食事もお伝えしました。
→せんねん灸のやり方はこちらの記事をご覧下さい。
皆さんも一度、食習慣や洗顔を見直してみてはいかがでしょうか。
ニキビを早く良く治す方法その2:肌の清潔の保持
なんと言っても、ニキビを良くするポイントとなるのはやはり「洗顔」です。
当然ですが、ニキビの時には洗顔を優しく念入りにするように気をつけましょう。
洗顔を頑張ってもよくならない人は、
→洗顔してもニキビが治らない人が絶対に読むべきブログぅぅぅ!!
も参考にして下さい。
ニキビを早く治す洗顔回数とは?
洗顔回数はニキビの症状にもよりますが、
・冬なら1日に2〜3回
・夏なら1日に3〜4回
が目安となります。
また、ニキビのできているところだけ優しく二度洗いするのいいですね。
洗顔後は
殺菌効果のあるニキビ用の化粧水で肌を整えておく
のもポイントです。
ニキビ用の化粧水は収斂(しゅうれん)効果もあるので、毛穴を引き締めるので、欠かせません。
肌がかさつくときは美容液をつけるくらいにとどめ、油分の多い乳液やクリームは避けるべきです。
マッサージや顔のパックは毛穴の奥に詰まった汚れを取り除き、
硬くなった角質層を柔軟にする働きがあるのでニキビ予防には効果的です。
しかし、赤く炎症を起こしているところは避けるようにしましょう。
ニキビを早く良く治す方法その3 皮脂分泌のコントロール
最後になりますが、やはり、どんなに丁寧な洗顔と針(美容鍼)をしていても、皮脂の分泌が管理できなければ、全く意味がありません。
ニキビを早く治すには「炭水化物」を制限する
意外と知られていない、ニキビと炭水化物の関係。
炭水化物から食物繊維を抜いたものが「糖質」となります。
私のニキビでお悩みの患者さん達は洗顔や睡眠はとても気をつけているのに、
意外と食事を気をつけいない方が多いです。
特に食事の中でも、炭水化物(糖質)が大好きな人が多いようです。
あまり知られていませんが、炭水化物(糖質)は摂りすぎると、
体の中で「脂肪」となり、蓄積され、
過剰な皮脂分泌を促してしまいます。
いきなり炭水化物を抜く生活は無理があるので、まずは
・米→玄米 ・パン→おから粉(※おから粉とは、「おから」を粉状にしたもの) ・バナナ→いちご |
といった食習慣を無理なく変えていくことが大切です。
ニキビは副交感神経が異常興奮している
意外と知られていない自律神経の乱れ。
自律神経には
・交感神経
・副交感神経
があリますが、実は生理前などにニキビができてしまう方の多くは「副交感神経」が異常興奮をしている状態であります。
副交感神経ってリラックスしている状態だからいいんじゃないの?
と思われますが、異常興奮が続くとニキビ以外に・アレルギー性鼻炎・喘息などを引き起こします。
副交感神経を抑制する方法を以下に簡単に説明します。
写真がブレブレでごめんなさい。
↓Amazonで「ファインタッチ」と検索する出てきます。
¥2000くらい。
↓本来は血糖値を測る際に使うものです。
↓薬指にセットしてバチンっ!そんなに痛くありません。
↓薬指は副交感神経を抑制するツボがあり、ニキビに効果的です。
↓ゴマ粒大くらいを40〜50滴ほど出血させます。
1〜2週間程毎日やると、ニキビのでき方が変化していきます。(個人差ありますが)
まとめると・・・
ニキビを早く治す方法は
1:美容鍼で真皮層をアプローチし、ターンオーバーを促進
2:正しい洗顔を毎日する
3:炭水化物を制限した皮脂管理
4:セルフ刺絡(しらく)を取り入れる
以上のの4点を徹底的に行っていけば、3か月ほどでニキビはキレイになりますね。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。
相談等ございましたら、いつでもお問い合わせ下さいね。
東京の美容鍼 白山はりきゅう整骨院 デンでした。