ニキビ

ニキビをはじめとする皮膚疾患の原因と症状

毎度こんにちは。美容鍼の白山はりきゅう整骨院デンです。

当院にお越しになる患者様は「ニキビ」「肌荒れ」の方がとても多く、

中にはアトピーをはじめとする皮膚疾患を併発されています。

そこで、本日は皮膚疾患の原因と症状についてお話ししていきます。

ご興味ある方は是非ご覧下さいませ。

皮膚疾患の原因と症状

皮膚疾患の要因は

衛生を心がけ適切な手入れをし、

生活習慣にまで気を配っても様々な要因で皮膚疾患を生じることがあります。

要因を大きく2つに分けると、

①外部から皮膚に対して作用する「外因」と、

②身体内部から作用する「内因」に分けられます。

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①外的要因

1:機械的刺激によるもの

その力は強くはないもの圧迫や摩擦などがある一定部位に相当期間にわたり、

加えられると角質層が変性します。

これは機械的刺激に対する生体防御反応のひとつでもあります。

たこ、うおの目、靴擦れなどがその例です。

 

2:化学的刺激によるもの

漆などの樹液にかぶれたり、薬品による障害あるいは化粧品によるかぶれなどがあります。

これらの物質の作用には単なる毒物刺激による場合と過敏反応による場合の2つがあります。

3: 物理的刺激によるもの

高音や低温、紫外線などが物理的刺激となって症状を呈します。

火傷・しもやけ・サンバーンやサンタンがこれにあたります。

 

4:生物に起因するもの

ウイルスや細菌、様々なカビなどの真菌類が原因となるものです。

水虫、たむし、イボなどがあります。

伝染性であることが多く、衛生面に注意して予防することも大切です。

 

これらが外因の例ですが、その各々が単独で症状をきたすこともあれば、複合して起こる場合もあります。

紫外線による化粧品のアレルギー症状などは

2:化学的刺激によるものと

3: 物理的刺激によるもの絡み合ったものです。

 

②内的要因

1: 内臓障害によるもの

一応、肝臓、腎臓などに障害をきたすと新陳代謝のメカニズムに狂いが生じて、

その結果いろいろな有害物質ができて皮膚症状を生じることがあります。

例えば体内に尿酸などの有毒物質が排泄されずに残ってしまうとそれらが血流やリンパなどによって皮膚組織へ運搬され、

「痛風」と呼ばれる様々な症状をきたします。

また、解毒作用の低下から湿疹や中毒疹を誘発することもあります。

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2: ホルモンバランスの異常によるもの

性ホルモンの代謝のバランスが崩れたり、

精神的緊張が持続するなどにより、

自律神経系が正常に機能しないことによって生ずるホルモンの分泌異常などがあります。

ニキビ、妊娠性肝斑、更年期に見られる皮膚炎などがその例です。

 

3:食べ物が原因となるもの

サバアジといった青魚やエビ、カニなどを食べたことによって

即時的に発現する蕁麻疹が代表的です。

ある特定の食物を摂取することによって生じるアレルギー性皮膚炎もあります。

その他に脂肪分や糖質の摂取過剰によってにきびが増悪する場合なども挙げられます。

 

4: ビタミン不足や欠乏によるもの

皮膚機能を正常に保つ働きがあるビタミンAやB 群が不足

あるいは欠乏することも皮膚症状に影響します。

広い意味では食べ物の範疇に含まれます。

やはりバランスの取れた食生活を心がけたいです

さめ肌、シミ、肝斑、ニキビなどはビタミンが関与する疾患です。

 

5:精神的な問題によるもの

日常生活におけるストレスなど心因性要因も皮膚疾患に影響を与えることがあります。

直接的な原因となることよりも、

ストレスによりホルモンの異常をきたしたりするような

二次的要因となる場合が多いです。

ストレスの蓄積によってニキビやシミが増悪したり、

精神的な緊張が原因となって蕁麻疹が発症することもあります。

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6:遺伝的要因によるもの

遺伝子のどの部分の働きによるものであるかはまだ解明されていないものの、

肌質は親から子へ遺伝することは分かっています。

・過敏症アレルギー体質、

・アトピー体質

・鮫肌

など、体質的なものを含めて先天性皮膚疾患は幅広く存在しています。

そばかすも遺伝が深く関係するものです。

これらがなぜ遺伝するのかDNA の研究を基本にして、

徐々に解明されつつあります。

 

これらの内的要因は外的要因に比べ、より複雑に絡み合っています。

例えば、偏食による皮膚炎であれば、

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3:食物が原因と

4:ビタミン不足があり、

1:内臓障害へと結びつきます。

内臓障害がまた、2:ホルモンの異常を招くということもあります。

そればかりでなく、外的要因と内的要因とが互いに関係し、

一つの皮膚疾患に関与する場合もあります。

要因は複合的であると言えます。

皮膚疾患を生じる場合、個人差も大きくすべての人において、一様であることはありません。

症状を生じやすい、あるいは生じづらいという素質あるいは素因と呼んでも良いでしょう。

素質・素因については先天性のものと後天性のものに分けることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?一言で皮膚疾患と言っても、

実に様々な原因と症状があることがご理解頂けたかと思います。

ご自分にとっての外因と内因をしっかり見極めて、スキンケアの参考にして頂けたら幸いです。

美容鍼の東京 白山はりきゅう整骨院でした。

何かありましたら、いつでもご相談下さいませ!

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