毎度こんにちは。
白山はりきゅう整骨院です。
ニキビは顔だけにできるのではなく、身体のあらゆる部位にできたりします。
本日の記事は、胸にできるニキビの原因と対策法についてお伝えします。
胸のニキビでお悩みの方はぜひ参考にして頂き、正しい方法と知識で早期改善をはかって下さい。
胸にニキビができる3つの原因
胸にニキビができる原因は
様々ありますが、大きく分けて3つ原因があります。
1:マラセチア菌による炎症
2:汚れた下着の着用
3:すすぎ残し
などが挙げられます。
では、胸にできるニキビの原因をそれぞれご説明していきます。
その1:マラセチア菌による炎症
マラセチア菌?何それ美味しいの?
聞いた事ないよ!そう思いの方も多いでしょう。
安心して下さい。分かりやすく説明していきます。
マラセチア菌とは真菌(カビ)の一種で、我々の体内にいる常在菌のうちの1つです。
顔のニキビの原因になる「アクネ菌」も常在菌の仲間であり、
皮脂を餌として肌を弱酸性に保ち外部からの刺激から肌を守ってくれています。
また、マラセチア菌も同様に皮膚の「毛穴」に住み着き、皮脂を餌をして肌のバリア機能に役立っております。
ところが、疲れていたり、抗生物質などを長期に服用していると、体の免疫力が低下しマラセチア菌が大量に発生してしまいます。
大量に発生したマラセチア菌は毛穴に炎症を引き起こし、胸のニキビや頭部の「脂漏性湿疹」などの原因にもなります。
その2:汚れた下着の着用
マラセチア菌の他に、胸にできるニキビの原因は、汚れた下着の着用も挙げられます。
実は、胸という場所は意外と汗をかきやすい場所でありながら、
パーツ的に汗をそのたびに拭くことができないので、
不衛生な汚れのまま過ごしてしまいがちです。
よって、バストラインや毛穴には、皮脂や汚れがたまりやすくなって、
それがアクネ菌を増加させてしまいます。
その3:すすぎ残し
最後に胸のニキビの原因として入浴時の「すすぎ残し」があります。
胸のニキビの原因だけでなく、生え際のニキビや背中のニキビでも同じ事が言えます。
体を清潔にするために、ボディソープや石鹸を使いますし、毛髪にはシャンプーを使います。
すすぎ流しが足りないと、シャンプー剤も、ボディソープも、肌の毛穴に詰まって残ることがあります。洗浄成分は毛穴に詰まると、それは皮脂や汚れとともに、アクネ菌を増やす理由になってしまうのです。
胸のニキビの対策法(3つ)
胸にできるニキビの原因はだいたい理解できましたか?
対策法においてもご説明していきます。
ポイントは3つです。
1:マラセチア菌は処方薬が効果的
胸にできるニキビはマラセチア菌が原因の場合があります。
マラセチア毛包炎の特徴は、とにかく「痒い」です。
一般的にニキビは痒みはありませんが、胸のニキビが痒かったら皮膚科で処方薬をもらいましょう。
皮膚科で診察を受け、マラセチア菌(カビ)が原因と診断を受けると、
内服薬の「抗真菌薬」
外用薬の「外用真菌薬」
を処方されるでしょう。
通常であれば個人差はありますが、1〜2ヶ月ほど症状が軽快するケースが多いです。
市販薬でも抗真菌薬も販売していますが、自己判断せず、まずは一度皮膚科で診察を受けた方が賢明です。
また、マラセチア菌は体の抵抗力が低下しても発症していきます。
睡眠不足やストレスが続く生活を送っている場合、上手なストレス発散と良質な睡眠を取れるよう生活を見直してみて下さい。
2:汗を上手に拭き取り、肌に良い素材を選ぶ!
胸のニキビの原因として、汚れた下着の着用と上記しました。
具体的に汚れた下着とは「汗をかいた状態」の下着です。
胸という場所は確かに汗を拭き取りにくいパーツですが、スポーツをしたあとなど、
たくさんの汗をかいたあとは、シャワーを浴びたり、
汗拭きシートなどで汗を拭き取るようにすることも対策になります。
ケアポイントは、汗をかいたあとの速やかなケアです。
僅かな汗ならばまだしも、スポーツの後や、夏場でたくさん汗をかいた後には、
バストラインの汗を拭き取るようにすることで、ニキビができにくくする手段にもなります。
また、胸のニキビ対策には優しい繊維を選ぶのも有効です。
あまり意識はしないかもしれませんが、洋服や下着での刺激を、バストラインは常に受けています。
素材は柔らかいので、それほど本人としては意識をしないとしても、
バストラインの皮膚はデリケートなので、
それが皮膚には刺激となってニキビので着やすい環境となるケースもあります。
衣類による刺激の対策としては、下着類の素材を優しいタイプに切り替えることです。
下着は安価なものでは、化学繊維のタイプは気軽な入手ができますが、
天然繊維の下着は長い目で見ても、素肌にとって優しい素材です。
3:すすぎ残しに注意して、低刺激の洗剤にする
最後に胸にニキビができてしまう要因として、バスタイムも関係していることが考えられます。
ケアポイントとして、シャンプーもボディソープも、しっかりと洗い流すことを意識しましょう。
髪の毛の長いタイプの人であれば、長い髪の毛は洗い流しが足りないことも考えられます。
とにかく、よく洗い流したら、お風呂から出てすぐに髪の毛を乾かして、
髪の毛をヘアゴムで束ねるのも、ニキビ対策になります。
また、すすぎ残し以外でも気をつける事は毎日使う洗剤です。
洗濯に関してあまり高い意識は持たないかもしれませんが、
毎日使う洗濯洗剤や柔軟剤にも、意識を持つことも必要です。
洗浄成分は汚れを落とすパワーがあるのですから、それなりに強い成分です。
素肌にとっても優しいとは言い切れず、洗濯をして濯ぎ残しがあったとしたら、
それはバストの皮膚のトラブルを誘発しやすくなります。
洗濯用洗剤はおしゃれなものが多くなってきて、香料がかなり強いタイプもあります。
強い香料が使ってあるタイプも、皮膚への刺激は強くなることが多いために、
あまり強い香料の洗剤や柔軟剤は、使わないほうが無難とも言えるでしょう。
炭水化物も要注意!胸のニキビの原因になる!?
大人になってから出てくるケースが多いのも、胸に出来るニキビの特徴です。
それは思春期にできるタイプとは違って、
いわゆる大人ニキビがバストラインには出てきやすくなります。
関わってくるのは、日頃の生活の乱れの結果でもあります。
胸ニキビには、普段の食生活が関係ないと思ったら、それは大間違いです。
不規則な生活を送りながら、好き勝手な食生活をしていたら、
バストラインにもニキビはできやすくなります。
ポイントは炭水化物の過剰摂取です。
炭水化物=砂糖
普段から脂っこいメニューが大好きで、
脂肪分が多い肉食をメインにしている食生活は、注意が必要になってきます。
しかし気をつけるのは肉料理だけではなく、
砂糖や炭水化物が多い食事も要注意です。
お米は日本人が大好きな炭水化物の代表ですが、
過剰に食べると肥満へ一直線です。
白米は炭水化物ですが、体内に入ってしまえばブドウ糖となり、
白砂糖と同じ糖分ですので、過剰摂取は砂糖と同じように、
体内のバランスを大きく乱すことになります。
炭水化物は胸のニキビの敵!
砂糖や炭水化物をはじめとする糖質と、過剰な油物の脂質を摂取していると、
皮脂分泌は多くなりすぎて、肌にはニキビができやすくなります。
そのため、脂質と糖質は控えめにして、ビタミンやミネラル成分、
タンパク質などをメインとした食生活に切りまえましょう。
食事はその人の健康を支えていますし、それは肉体だけではなく、
精神面と肌にも直結をすることを知りましょう。
何を食べるかによって肌には率直にあらわれてきますし、
健康状態にも出てきます。
皮膚の乾燥も悪影響
最後に、胸にニキビができてしまう理由として、皮膚の乾燥があります。
バスタイムが終わったら、顔には化粧水や美容液でスキンケアをしますが、
ボディには特に何もしない人もいるでしょう。
胸のパーツは皮膚も薄くて乾きやすいので、
お風呂上がりにはボディクリームを塗るなどの、ケアをすることが対策になります。
まとめると
女性なら気になってしまう「胸のニキビ」。
胸のニキビはできやすい箇所でもあり、繰り返す人もたくさんいますよね。
これから夏場に向けて薄着になることが多いので、早めのケアで早期改善をしていきましょう!
繰り返しますが、胸のニキビ対策は
・マラセチア菌の正しい対処
・こまめに汗を拭き取る
・すすぎをきちんとする
これらを日常的生活で意識してみましょう。
できるところから実践してみて下さいね。
必ず胸のニキビは良くなりますよ!
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美容鍼の白山はりきゅう整骨院でしたー。
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