毎度こんにちは。美容鍼の東京白山はりきゅう整骨院です。
毎日のスキンケアの中で、
・今まで人に聞けなかったこと
・本当はどうなんだろう?
と気になっていたことって、意外とありますよね。
美容鍼でお越し頂く当院の患者に化粧品について日々アドバイスしている 内容を「Q&A」方式で本日は投稿していきます。 ぜひ参考にして、ニキビや肌トラブルのない美肌生活を送ってください。
質問その1:化粧水について
化粧品は食品と違って「生もの」ではありません。 ほとんどの化粧品は使っている最中に雑菌が入ったとしても、 腐らないように安全性を十分に考慮して防腐剤を配合しています。 全く開封していなければ、基本的には3年は持つといわれています。
また、開封していても蓋や栓さえしっかり締めてあれば1年ぐらいは大丈夫です。 ただし、保管場所は冷暗所が基本です。 直射日光の当たる場所や窓際などの温度変化の激しい場所に保管してあると、 商品の色や中身が変化する恐れもあります。 開けてみて異臭やテクスチャーの変化を感じたら使用をやめましょう。
質問その2:化粧水がしみる
「肌荒れしている状態で色々とつけると 肌に良くなさそうだからとりあえず化粧水だけつけています」 という患者さんが当院にもいらっしゃいます。
しかし、角層が乱れている肌には水分の多い化粧水ほど刺激になりやすいのです。 だから、しみるのであれば、化粧水の使用はすぐにストップしてください。
肌荒れしている間はワセリンなどの、 低刺激のものだけをつけて状態が良くなるまで待ちます。 敏感肌や赤ら顔でお悩みの方はこちらの記事も参考にして下さい。
質問その3:香料ってシミになるんですか?
・今では化粧品の原料の安全性が非常に高くなっているのでなくなりましたが、 かつては化粧品の香料が原因でシミになることや、 アレルギーの原因となることがありました。 ですが、最近では精製技術の進歩によって低アレルギー化も進んでいます。
とは言え、100%アレルギーや皮膚炎を起こさないというわけではありません。 トラブルの発生率が極めて低く、 安全性が考慮されていますが何らかの原因でトラブルを起こす人もいます。
その場合は無香料の化粧品もありますのでそちらを使ってみてください。
質問その4:無添加って肌にイイですか!?
「無添加」の定義付けが一般的に決まっていないので、 メーカー各社で差があるのが現状です。 おおよそ色素や香料などは入れず、 また防腐剤なども最低限に抑えてあるものを指すようです。
ただ、化粧品の安全性は近年とても高まっていますし、 必要だから入れている成分でもあるので、 無添加だから肌に良い良くないとは一概に言えないと思います。
質問その5:メイクしたままは寝るとシミになりますか?
メイクアップ料は基本的に安全な原料しか使っていません。 肌に多少残っていても、それが原因で肌トラブルを起こすとはほとんどありません。
それならクレンジングしなくてもいいのかと思いますよね。 どうしてクレンジングをするのかというと化粧膜に、 ホコリなどの汚れが付くので肌を清潔に保って肌がきちんと新陳代謝できるよう、 その日の汚れはその日のうちに落としてくださいということです。
また、メイクアップ料は肌の中に入っていくという話も誤解です。
現在使われているほとんどのメイクアップ料の、 色素は粒子が大きいので肌には沈着しません。
ただし、メイクアップ料は大なり小なり油分を含むので、 あまり放置するとニキビなどの原因になることもあります。 注意してください。
無添加だから肌に良い良くないとは一概に言えないと思います。
質問その6:オールインワンってどうなのよ!?
オールインワン化粧品は、その手軽さから人気のようです。 ただ、肌の状態や季節などによって水分や油分の補給バランスを変える必要が出てきます。
つまり保湿美容液を夏は少なめ・冬は多めにする、 冬は口元だけクリームを足すという微調整です。
オールインワン化粧品だとそれができません。 確かに便利ではありますが、肌は日々季節や体調によって変化します。
便利さのために肌を犠牲にしては本末転倒ですね。
質問その7:高価な化粧品ってイイんですか!?
よく聞かれる質問ですが、実はこういった研究はなされていないので、結論は出ません。
ですが、私個人の意見としては、 若いうち(思春期の性ホルモンのアンバランスが落ち着いた後) に高い化粧品を使っておくと肌を鍛えられると思っています。
老化が始まってからでは、マイナスのものもプラスへ引き上げる作業になります。
しかし、プラスである若い肌をさらなるプラスへと上げておくと、 エレベーターのようにガクンとは落ちず、 エスカレーターのように老化がなだらかなのではと推測します。
そうは言っても、スキンケアは毎日続けるものです。 高価だと続かないなら、経済的に無理のない価格帯のものを選んだほうがいいでしょう。
質問その8:化粧品は揃えた方が良い?!
化粧品は薬事法に基づいて作られているので、 基本的にはどの化粧品を組み合わせて使っても問題はありません。 しかし、メーカーが努力して最も良い組み合わせで作り上げるのが、 同じブランドのラインですから浸透感や使い心地もより良いはずです。
質問その9:化粧品は冷蔵庫で保管!?
特別に冷蔵庫保存の指示があるもの以外はその必要はありません。 逆に冷蔵庫への出し入れによる、 温度変化で化粧品が傷んでしまうこともあります。
多くの化粧品は、通常の使用条件の中で安定に保たれるように 処方や容器の配慮や工夫が施されています。 よって室温保存で十分なのです。 ただし、日の当たる場所などには置かないことですね。
質問その10:化粧品に肌が慣れる!?
確かに最初に使った時の感動的な使用感や、 肌効果実感が薄れていくことはあると思います。
しかし、肌に合った化粧品を使い続けることで肌は健康的な状態を保ち、結果として最大限効果が出ているものです。
化粧品は本来「薬」ではないので、
このような継続使用での効果を期待するものと考えた方が良いのです。
意外と知らない化粧品の豆知識もあったのではないでしょうか?
正しい知識で、日々化粧品を上手に使いこなせば、 今よりずっとお肌はキレイになりますよ。
お肌のご相談いつでもお受けいたします〜
美容鍼の白山はりきゅう整骨院デンでしたー