毎度こんにちは。
美容鍼の東京白山はりきゅう整骨院デンです。
前回のブログは自分でケアが可能なニキビの種類について投稿していきました。
ニキビのセルフケアでお困りの方は是非参考にして下さい。
本日は「なぜ夏になるとニキビが増えるのか?」をご説明していきます。
なぜ夏になるとニキビが増えるのか?
顔に出来るニキビで悩む女性は数多くいますが、その中でも夏になるとなぜか増えるといった経験をした人もいるでしょう。数が増えなくても、ひとつのニキビが大きくなったり、赤く炎症を起こしやすいなど重症化することもあります。
しかも悪いことに、気温が高い夏の間はなかなか症状が改善しないという悪循環に陥りやすいという点も悩みの種です。このような状態になってしまうのは、決してスキンケアを怠っていたわけではなく、夏ならではの理由があるのです。
ニキビの原因って?
そもそもニキビは、過剰に分泌された皮脂や老廃物などが毛穴に詰まり、そこに肌の常在菌であるアクネ菌が異常に増えることで発生します。
では皮脂をすべて取り除けば良いのかというと、皮脂は外部の刺激から肌を守ってくれる保護機能としての役割も果たしているため、分泌が少なくなると乾燥肌が進んだり肌が傷みやすくなるといった問題がでてしまいます。
あくまでも原因は毛穴や角質の状態の悪さによるもので、何らかの原因で開いた毛穴に皮脂が溜まりやすくなってしまい、やがて詰まって症状が酷くなってしまうのです。
夏にできるニキビの原因
夏にできるニキビもこのような一般的なメカニズムとなっており、特別状態の悪いものができやすいというわけではありません。ではなぜ夏になると増えたり悪化してしまうのかというと、主に2つの理由があります。
まず一つ目は、夏になると皮脂の分泌量が一気に増えるということが言えます。夏は気温が高く、誰でも他の季節より汗をかきやすくなっています。
汗が分泌されると一緒に皮脂も出てきてしまうため、どうしても毛穴に溜まりやすくなるのです。皮脂を減らすのは肌を守ると言う面から見てもあまりおすすめできないため、皮脂が出ても肌にため込まないようスキンケアをすることが大切です。
二つ目は、冷房や汗などの刺激によって肌の角質の状態が悪くなってしまうためです。
特に暑い時期は一日中冷房を付けっぱなしにする人も多いですが、冷房は空気を乾燥させ、肌の水分を奪ってしまいます。
また、外出の時など汗をかきやすくなかなか洗顔もできないため、顔の角質が汗でふやけて剥がれたり荒れやすくなってしまいます。
紫外線も肌にダメージを与える
このようなことを毎日繰り返すと肌の角質層がダメージを受けてすぐに剥がれてしまい、新しい角質の生成が間に合わずに抵抗力や保護能力の低い未熟な肌ができてしまいます。
また、この時期特有の強い紫外線も思った以上に大きな負担を肌に与えており、角質を傷める原因になっています。
このように暑い時期には肌にダメージを与える条件がいくつもかさなっているため、夏になるとニキビが増えるという事態を招いてしまうのです。
もちろんこのようになるのは個人差があり、ニキビのある人全員が悪化してしまうわけではありません。毎年悪化してしまう人の場合は、特にスキンケアに注意を払い、肌のダメージをできるだけ小さくすることが大切です。
汗をかいた日は要注意!
特に汗をたくさんかいた日は念入りにスキンケアしないと、通常なら1層ずつ剥がれていく角質層が3層から5層も一気に剥がれてしまうこともあります。
こんな状態では肌にニキビを撃退する力があるわけもなく、アクネ菌の暴走を止めることが出来ずに悪化スピードを速めてしまいます。こんなことを避けるために、暑い時期は特に適切な対策をとるようにしましょう。
増えてしまったニキビを改善させるには、何よりもスキンケアが大切です。雑菌が繁殖しないように毎日洗顔をするのはもちろん、化粧水や乳液できちんと保湿もしましょう。
洗顔の際も、雑菌を落とそうとゴシゴシ力を入れてしまうと余計に肌が傷んでしまうため、十分に立てた泡で優しく洗うようにしましょう。
重症化してしまったものがある場合
もし重症化してしまったものがある場合は、最優先で治療を始めなければ跡が残ってシミになったりデコボコのクレーターのようになってしまいます。
こうなると自分で元通りの綺麗な肌に戻すのは非常に難しく、皮膚科などでレーザー治療を受けなければならないので経済的にも時間的にも負担が大きくなってしまいます。
重症化しているなら、いつか治ると楽観視するのではなくできるだけ早く病院を受診するようにしましょう。
皮膚科で専門医に診てもらえば、効果の高い治療薬を処方してもらえるので症状を改善できる可能性が高まります。
夏特有の原因を排除する!
また、夏特有の原因を一つ一つ排除していくことも効果があります。
冷房の風を直接受けない位置にいるようにしたり、加湿器を置いて乾燥させないことも重要です。
紫外線を防ぐために毎日日焼け止めや傘を使うのがおすすめですが、効果の強いものは肌に負担がかかりやすいため、肌に優しい成分のものを選ぶと良いでしょう。
外出する場合は顔の汗をこまめに拭き、帰宅してからは欠かさず洗顔とスキンケアを行いましょう。
このように、夏にニキビが増えるのにはこの時期ならではの原因があり、それに適した対策を行う必要があります。肌を守ることを第一に考え、この時期は負担をかけないよう細心の注意を払いましょう。
まとめると
夏にできるニキビの多くは紫外線による肌のダメージとエアコンなどで肌が乾燥してしまうことが挙げられます。
洗顔後のこまめな保湿と室内の湿度も上手に管理してくださいね。
お肌のお悩みお気軽にどうぞ~
白山はりきゅう整骨院でしたー。