


施術日:2025 12/26
主訴:季節の変わり目に出る咳
(診断名:軽度気管支喘息)
性別:女性
年齢: 60代
備考(考察含む):夜中~明け方の咳込みは気管支収縮が起こった状態。
「副交感神経が優位」になると気管支は収縮。
「H5」は副交感神経の抑制を狙って取穴。
「H1」は肺経。呼吸器疾患全般に期待できる。
経過:2025年夏頃から、2週間に1度の刺絡で咳込みは安定している。
使用井穴
H1,H5


井穴刺絡とは、手足の爪の横にある「井穴(せいけつ)」と呼ばれるツボを用いて、
自律神経のバランスを整える施術方法です。
副作用もなく、高い再現性があるのに、
まだまだ社会に知られていないレアな施術法です。鍼灸師自身も臨床に取り入れていない人が圧倒的に多いです。この記事を読んだ鍼灸師は患者さんのためにも積極的に取り組んで欲しいと思います。
井穴は、自律神経と深く関係しているツボで、
この部分にごく軽い刺激を加えることで、
交感神経や副交感神経の過剰な働きを抑え、体の緊張状態を和らげていきます。
この施術法は、横浜市で内科を開業していた内科医 故:浅見鉄男(あさみ てつお)先生によって約40年かけて、体系化され、「多くの慢性症状や難治性の不調は、自律神経の過剰な緊張によって起こる」という考え方を基に発展してきました。