寒かった冬が終わり、晴れやかな気持ちで迎える春。
新しい季節に胸を踊らす季節でもありますが、実は同時にニキビも増えてくる季節でもあります。
この記事では春にニキビが増える理由と予防方法をご紹介。
気持ちよく春を迎えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
春にニキビが増える6つの理由
1.花粉
花粉症の人にとってはみているだけでムズムズしてくる画像ですね…。
しかし実は花粉の影響を受けるのは花粉症の方だけではありません。
花粉はくしゃみや鼻づまりといったアレルギー症状を引き起こすだけでなく、ニキビなど肌トラブルの原因ともなっています。
花粉に反応するのはアレルギーの一つ。
アレルギーの反応によってバリア機能が低下した肌は非常に敏感で刺激を受けやすく、ターンオーバーも乱れるため、ニキビができやすくなったり悪化したりするのです。
鼻づまりなどの症状もないし花粉症ではないだろうと考えている方でも、肌にはアレルギーの影響を受けている場合があるため、油断していると花粉からのダメージを受け続ける可能性があります。
今まで検査をしたことがないという方はアレルギーテストを受け、場合によっては薬を処方してもらうという手もあります。
2.風に舞うほこりや黄砂
また、外的な刺激の元になるのは花粉だけではありません。
春の風はホコリや黄砂なども運んでくるため、アレルギーのある方はもちろん、ない方でも肌が刺激を受けないよう注意する必要があります。
3.気温の変化
春は暖かくなっているとはいっても日によっては寒かったり、朝と夜で気温差が激しかったりといったことは珍しくありません。
気温差が大きいと体温を調整する役目を果たす自律神経が乱れやすくなり、ホルモンバランスも崩れてしまうため肌のコンディションに悪い影響が出てしまいます。
寒暖差から肉体がストレスを受けてしまわないように、気温変化に対応できるよう上着を一枚羽織るなど、服装に気をつけるようにしましょう。
4.生活環境の変化
原因の3つ目は生活環境の変化です。
春といえば学生の方にとっては進学やクラス替え、社会人の方にとっては就職や人事異動など、生活環境ががらっと変化する季節でもあります。
新しい出会いや初めて経験する出来事にわくわくする反面、慣れない生活に対する不安から精神的なストレスも非常に大きくなりがち。
ストレスによって緊張状態が続くとホルモンバランスが乱れ、ニキビを悪化させる原因となります。
ストレスを溜めないようにする必要がありますが、環境を変えるなんてことはなかなか難しいため、運動やリラックスできる時間を作るなどの工夫をして、ストレスをこまめに発散できるようにすることが肝心です。
また、生活環境の変化が引き起こすのはストレスだけではありません。覚えなければいけないことが多いため寝る時間が以前より遅くなったり、一人暮らしを始めた結果食生活が乱れてしまったりといった生活習慣の変化も起こりがちです。
睡眠や栄養が不足すると免疫力の低下を招き、
ニキビができやすくなります。
新生活が始まってからの生活習慣が乱れていないか一度見直してみて、できるだけ以前の生活リズムに戻せるようにしてニキビができないようにしましょう。
5.紫外線
その他の原因として考えられるのは紫外線です。
紫外線がニキビに悪いというのはよく知られているため、美容のためにも対策をしている方は多いでしょう。しかし、
きちんと対策をできているのは紫外線の多い夏だけといった方も少なくありません。
寒い日が続くこともある春は手を抜きがちになりますが、紫外線量は日々増加しているため知らない内に肌はダメージを受けています。
春はただでさえ花粉や気温などで肌が敏感になっているため、紫外線で余計な刺激を受けないようにする必要があります。
6.副交感神経異常興奮
冬から春に季節が変わる頃、体内では自律神経の変化が見られます。
特に「副交感神経」の乱れがある人は、花粉症・アレルギー症状・体のだるさといった全身症状を訴えるケースが多くなります。
バランスを整える事が特に重要になってきます。
春のニキビを予防する方法
副交感神経を抑制する(超大事!)
繰り返しますが、春先にニキビができる人は自律神経の中の「副交感神経」が異常興奮をしている状態です。
なぜ異常興奮するかは不明ですが、先天的に副交感神経の感受性が高い人や家族歴が挙げられます。
今は亡くなりましたが、横浜で内科を開業されていた浅見 鉄男先生(故人)は非常に熱心に自律神経を研究されていました。
私自身も研究会に参加するようになりとても勉強になっています。
ここで簡単に副交感神経を抑制する方法をお伝えします。
↑Amazonで「ファインタッチ」と検索すると糖尿病のかたが使用する血糖値を測定するキットが出てきます。
¥2000くらいです。
↑箱を開けるとこんな感じ。
↑これを手の薬指の爪の際にセットし、針を出します。
↑手の薬指は「副交感神経」を抑制する働きがあり、春先に多い花粉症やアレルギー性鼻炎などにも非常に有効です。
MAJIDE(マジで)試して下さい。
↑ゴマ粒より大きく40〜50滴ほど、10日間程連続でやってみてください。
見た目程意外と痛くありません。これを続ける事でアレルギーの薬は最低限で済みますよ。
花粉対策をする
花粉は肌にとっては刺激物。
花粉症でなくても、しっかりと花粉対策をしましょう。
メガネやマスクをする
花粉対策で一番重要なのが、花粉を体につけないこと。
手っ取り早い対策としては、マスクの着用すること。
ただし湿ってきたらこまめにマスクを変えるなどの配慮も必要です。
湿ったままにしておくことで通気性も悪くなり雑菌が繁殖しやすくなります。
マスクでニキビ予防をするのであれば、清潔であるということも忘れないようにしましょう。
さらに目と首回りはケアを行ってしまいがちなため、特に花粉がつきやすい部位です。
花粉量が多い日はハイネックの服を着たり、メガネをするなど、花粉ができるだけ付着しないような服装を心がけましょう。
部屋に花粉を持ち込まない
一度外出した服や外に干していた洗濯物などは軽く払ってから部屋に入れるなど、ちょっとしたことでも花粉症の人にとっては楽になるのと同じように、ニキビ予防にも効きます。
できれば着る服の材質にもこだわりたいですね。
おすすめはナイロンものの服。
付着したものが払いやすく、家の中にも余分な付着物を入れないようにすることもできます。
メイクは薄めに、ケアは厚めに
春は乾燥の季節。
さらに新生活のストレスなどで肌はかなりダメージを受けます。
そんなときに濃い目のメイクはNG。
肌への負担が掛からないよう、できるだけ薄めのメイクを心がけましょう。
メーク下地とパウダーファンデだけで済ませるのがオススメです。
逆にケアはしっかりと行いましょう。
保湿や紫外線対策もできるメーク下地を使用したり、また洗顔方法にも気をつけてみてください。
ニキビ肌の人向けの洗顔方法は下の記事でご紹介しています。
ニキビ肌の人の最適な洗顔回数と方法について
適切な睡眠と栄養を摂取する
春のニキビで最も効果的なのが、やはりストレスを解消すること。
特に睡眠に注意が必要です。
単に長い時間寝るのではなく、
鍼はニキビもストレスも解消!
春のニキビ対策には、鍼の定期的な治療を受けるのもオススメです。
肌の奥の真皮を刺激し血行を促進することで、ニキビだけでなく、顔のシワやたるみ、また保湿などにもダイレクトな効果を感じられます。
体全体の巡りを良くするので、春の新生活でのストレスも予防できます。
それ以外にも様々な効果がある鍼治療。
髪の毛よりも細い鍼を使用しているので、痛みはほとんどありません。
受けた後はそれまで感じていたコリや重みが怖いくらいに消えてすっきりするので、是非リフレッシュと健康促進を兼ねて一度受けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
スキンケアを普段通りやっているはずなのに春になってからニキビが悪化してしまった、スキンケアを変えたほうがいいのだろうかと悩んでいる方は多いでしょう。
しかし、春にニキビが悪化する原因となるのは単純に潤い不足などの肌問題だけではなく、花粉や紫外線などの外からの刺激、気温の変化や生活環境の変化によるストレスなど、外からの影響によるものも多く見られます。
こういったものが原因によるニキビはスキンケアの改善をしてもよくならないため、自分のニキビの原因がどこから来ているのかを見極め、適切な対策を取る必要があります。
春はイベントも多く楽しい季節ですので、暗い気持ちで過ごすことにならないようニキビに気をつけましょう。
春のストレスやニキビ対策は鍼も効果的です!
いまニキビにどうしようもなく悩んでいるなら、まずはご相談ください。
白山はりきゅうでした!