毎度こんにちは。
白山はりきゅう整骨院デンです。
前回のブログは夏のニキビの大敵は紫外線について投稿していきました。
この夏のニキビ対策に是非参考にして下さい。
本日は白ニキビと黒ニキビについてお話ししていきます。
白ニキビと黒ニキビは、初期段階のニキビなので早めのケアを!
ニキビができて、なかなか治らなくて困っている方はたくさんいますが、その症状は様々です。
実はニキビには段階があって、白っぽくて先端が閉じている小さいものを白ニキビやコメドと言います。
そして黒っぽくて先端が開いているものを黒ニキビやブラックコメドと言います。
どちらも初期段階のニキビなのですが、白ニキビよりも黒ニキビの方がちょっと悪化している状態といえます。
ニキビ肌を治すために正しく肌の働きを知るブログはこちらの記事も参考にして下さい。
酸化している黒ニキビ
先端が閉じている状態の時は、中に角質や皮脂が閉じ込められている状態なのですが、中の皮脂が増えると中身が外に押し出されてきて、先端が開いてそこが酸化することで黒くなっていきます。
これがもっと悪化すると、炎症を起こして赤く腫れたり、膿を持って黄色くなったりしてしまい、こうなると治すのも大変ですし、綺麗に治らずに痕になってしまう可能性が高くなってきてしまいます。
つまり、色素沈着を起こして赤い色がずっとそこに残ってしまったり、正常に皮膚が再生せずにケロイドやクレーター上になって、お肌がボコボコになってしまう可能性があるということです。
白ニキビでお困りの方はこちらの記事も参考にして下さい。
ボコボコになる前に・・・
こうなってしまうと、自分で治すことはほぼ不可能なので、美容外科などでかなりの費用と時間をかけて治療をしていく羽目になります。
ですから、初期段階でいかに早めのケアをするかということがどんなに重要なのかよくわかりますね。
でも、初期段階のニキビとはいえ、コメドを自分で治すのは簡単なことではありません。
基本的なスキンケアとしては、肌を清潔に保つこと、皮脂分泌をできるだけ抑えること、そして保湿をしっかり行うことが重要になります。
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ニキビの一番の原因
コメドができる原因は色々ありますが、一番の元となることは、そこに菌のエサが豊富にあるということ、肌が菌に対する抵抗力に欠けているということなのです。
ですから、菌のエサである皮脂や汚れをしっかり取り除くこと、そして保湿によって肌バリアを強化するということが根本的なスキンケアとなります。
しかし、これだけを頑張って行っていても、新しくニキビができることは防げても、そこに存在する菌はなかなか退治することは難しいのですね。
自分の抵抗力だけで治すことができれば一番いいですが、数が多いとかなりそれは難しいでしょう。
前述したとおり、にきびは初期段階での治療が肝心です。
頬にニキビができる原因や対策法はこちらの記事も参考にして下さい。
早期回復がカギ
コメドのうちに綺麗に治すことができれば、痕にならずに綺麗な肌に戻すことができるのですから、あまりのんびり構えている暇はないのですね。
コメドが広範囲に広がっている場合、肌の抵抗力が落ちているので、ちょっとした刺激で悪化してしまう可能性が高まっています。
この場合は、基本のスキンケアを丁寧に行いながら、皮膚科で治療を受けたほうが良いといえます。
昔はこんな初期段階のニキビで皮膚科に通うなんて大げさだと考えられていたかもしれません。
病院は苦手という方も多いですから、できれば自分で治したい気持ちはよくわかります。
毛穴パックをする前にこちらの記事も参考にして下さい。
まずは皮膚科に行きましょう
しかし、今はコメドの治療を皮膚科で行うのは当たり前のことですし、とても有効な薬もあります。
ディフェリンゲルという薬ですが、これは殺菌するのではなく、皮膚のターンオーバーを促進する効果のある薬です。
コメドはまだ炎症を起こしておらず、古い角質が剥がれずに蓄積してそこに菌が繁殖しているものですから、この古い角質を菌ごと剥がして生まれ変わらせてしまうのですね。
コメドが悪化して赤や黄ニキビになると、このディフェリンゲルはあまり効果がないと言われています。
まさに初期段階にこそ有効な治療法なのです。
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炎症が強い場合は抗炎症薬の出番
炎症ニキビになると、従来通りアクアチムやダラシンなどの殺菌剤で対処することになりますが、治療は長期化する上に綺麗に治るかどうかわかりません。
ディフェリンゲルはコメドにとても有効な薬ですが、副作用があることでも有名です。
どんなものかというと、個人差はありますが、激しい乾燥や激痛、一時的に皮膚がボロボロになるといったものです。
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ディフェリンゲルの副作用に注意
軽い人だと少し乾燥する程度のこともありますが、酷い人だとあまりの激痛に洗顔もメイクもできないほどです。
使用者の実に約8割以上にこの副作用が起こると言われています。
しかしこれは一週間程度が過ぎれば落ち着き、そのあとは劇的に肌が良い方向に変化していくのです。
強制的にターンオーバーを進めるわけですから、ある程度の副作用は覚悟しなくてはいけないのですね。
ただあまりにも痛くて辛い場合は、主治医に相談して痛みを緩和する方法を考えてもらいましょう。
肌を保護するヒルドイドなどの保湿剤を処方される場合もありますし、ディフェリンゲルの使用は基本的に毎日ですが、一日おきにするなどの対処がとられることになるでしょう。
もし二週間くらい過ぎても副作用がおさまらないのなら、これも主治医に相談するべきです。
勿論絶対に誰にでも効果があるというわけではないので、たまに全然変化がないという方もいます。
いずれにしても、二週間ほど様子をみて良い方向に変わらないのなら、すぐに主治医と相談して治療方針を決めていきましょう。
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まとめると
皮膚科では炎症が強い場合、抗生剤などの投与が一般的ですね。
また、初期のニキビではディフェリンゲルの処方が多いようです。
ただし、薬も効果がある反面、副作用もございます。
薬の成分や効果などは、ご自身でも積極的にインターネットを活用して知識を仕入れておきましょう。
お肌のお悩みお気軽にどうぞ~
白山はりきゅう整骨院でしたー。