毎度こんにちは。白山はりきゅう整骨院デン マサタダです。
Question :ご質問内容 ・頬まわりのニキビがあります。早く治したいので、市販のパックはしても大丈夫でしょうか?美容鍼の先生の意見を聞かせてください。よろしくお願いします。 30代東京都 会社員 女性 |
Answer:鍼灸師の答え
ご質問ありがとうございます。結論から申し上げますと「赤ニキビ」「白ニキビ」などの大人ニキビのある方はパックを控えた方がよろしいです。
何故控えた方が良いのか?
保湿成分を多く含んだシートやパックで顔を覆い、肌を保湿に導くのがパックの目的ですが、
パックを頻繁にやりすぎると表皮層(角質層)がもろくなって、ふやけてしまい、
肌の水分が蒸発しやすくなった結果、様々な雑菌が入り込みやすくなってしまいます。
また、パックを剥がす際、毛穴の汚れは取れるのですが、同時に顔のニキビは潰れてしまい、ニキビが悪化してしまう恐れがありますので、パックはしないほうが無難です。
ニキビの原因
ニキビは毛穴に発生する炎症で、過剰な皮脂分泌とアクネ菌による皮脂の分解物である遊離脂肪酸によってコメドを形成します。
この一連の反応が起こるには皮脂分泌が盛んになり、毛穴に皮脂が詰まって下がることで嫌気性細菌のアクネ桿菌が増殖し炎症を起こす遊離脂肪酸を作り出すことがきっかけとなります。
化粧品としてはニキビが発生しにくい肌環境を作る予防ケアと軽度なニキビを悪化させないで自然治癒できるような肌環境作りということになります。
ちなみに、定期的に美容鍼を受けると肌の自然治癒力は高まり、とてもキレイな肌質に変化していきます。
そのためににきびケアのポイントは、過剰な皮脂を溜めないこととアクネ桿菌や炎症を起こす微生物が肌や毛穴で増殖しないようにすることです。
日常生活で気をつけること
ニキビ予防用の医薬部外品では殺菌効果のある成分を配合しておりますので、このような製品を基本は洗顔による清潔を中心としたスキンケアが有効です。
また、ニキビをこじらせないためにもニキビを気にしすぎて指で触ったりこすったりすることも避けることです。
痒みのせいで無意識的に行ってる場合も多いので痒みが治まる清涼感や鎮静効果のある化粧水などのポイント使用も良いでしょう。
ニキビ跡も気になるものですが、炎症性の一時的な色素沈着は時間とともに薄くなるので無理に角質を取り除いて早く回復させるようなお手入れは避けるべきです。
白山はりきゅう整骨院 デン マサタダでした。