スキンケア

乾燥肌と脂性肌について

皆さんこんにちは。

白山はりきゅう整骨院デン マサタダです。

化粧品やスキンケア商品はそれぞれの肌質に合わせて選びますよね。

もしその肌質の認識が間違えだったら大変です。

今回は乾燥肌や脂性肌の特徴をまとめてみました。今一度確認して毎日のスキンケアに役立て下さい。

乾燥肌と脂性肌の特徴は

人の肌質はまさに十人十色百人百様です。

詳細な点にまでチェックしていくと、一人一人は異なってきます。

自己判断では自分は乾燥肌と思っている人は全体の3割強、脂性肌と思っている人は2割弱、普通肌と思っている人は5割弱です。

ところが皮脂の分析では、肌質の感覚的な判断は、実際の皮膚の状態とは多少食い違う結果が出ます。

そこで、肌質の特徴を定期的にまとめると次のとおりになります。

乾燥肌

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乾燥肌はドライスキンともいわれ、皮脂分泌量の低下により、常に乾燥気味です。角質の水分含有量も低下気味です。

肌の状態はかさついて、荒れやすく、キメは細かいが乱れがちです。

pH はアルカリ性に傾きがちで皮膚表面で細菌が繁殖しやすくなり、かぶれの症状をきたすこともあります。

乾燥肌は表面の潤いがなくザラザラしたり、細かいフケ状の角片が浮いたりするので荒れ性肌とも言われています。

乾燥肌の特徴と手入れのポイント

・角質層の水分量が10パーセント以下となっています。

・乾燥肌となる原因は皮脂膜の形成不全と、角質層の水分保持能力の低下が考えられます。

・年齢的には幼少期と老人期に多く見られ、季節的には空気が乾燥し、暖房を使用する冬頃に乾燥肌に傾きやすくなります。

・また、最近では夏の冷房の普及も原因の一つと考えられています。

・皮膚表面がアルカリ性になることが多いため、刺激に対して敏感になりやすいです。痒みを生じかぶれなどの炎症を起こすこともあります。

・水分補給はもちろん欠かせませんが経皮水分損失を抑えるため、油脂成分を補給することも手入れのポイントです。

 

脂性肌

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乾燥肌と正反対に位置しているのが脂性肌です。

皮脂分泌が過剰なことから顔全体が脂っぽく光っており、オイリースキンあるいは、あぶら症肌とも言われます。

皮脂が肥厚していて、きめが粗く、穴が大きめで開いており、特に目立つのはハナから両頬にかけてのあたりで、赤みを帯びて見えます。

ニキビや吹き出物ができやすい肌でもあります。

皮膚表面は潤いがあるように見えますが、皮脂は多くても水分が不足していることもあります。

一般的にpH は酸性に傾いています。

脂性肌の特徴と手入れのポイント

・皮脂腺昨日の更新が主な原因です。筆洗機能を亢進させるものは男性ホルモンの働きによります。

・気温も皮脂腺活動に影響があり、気温上昇と共に分泌が促進されます

・性別的には男性の方が脂性肌に傾きやすく、年齢的には新生児期、思春期から壮年期において一時的に更新します。

・額、鼻、あごの毛穴に皮脂が詰まってることがあり、黒ずみの原因になります。

・手入れのポイントとしては、過剰な皮脂を洗い流すために丁寧に洗顔することが大切です。

普通肌

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乾燥肌でもなく、脂性肌でもない両者の中間的な寄付が普通肌、ノーマルスキンです。皮脂腺・汗腺の分泌のバランスが取れており、健康な状態です。悩みの少ない肌ですが部分的にカサつくこともあります。

通常、皮膚のキメは細かく弾力性のある肌です。

pH も4.5から6.0の弱酸性となっています。

四季のある日本では気候による差異が大きいため、健康な普通肌でいられる時期はあまり長くないです。

肌質を分類する方法は

肌質を正確に把握することは、正しいスキンケアをする上でとても重要です。

肌の状態を識別するために、次のようなことが行われます。

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①問診 

肌質に関する質問に答えてもらうことにより、肌の状態について分析します。

②視診

肌の状態、性質、皮膚疾患の兆候などについて目で見て診断します。

③触診

指先で触れることにより肌の状態やハリ、弾力性について診断します。

④科学的観察

診断者の主観を交えることなく診断するという目的で開発されています。

顕微鏡による皮膚細胞診断、コンピューターによる水分量、皮脂量診断や色相診断などがあります。

これらの方法を様々に組み合わせて診断が行われていますが、主な指標として水分量、皮脂量は肌荒れの状況、表面形態などがあります。

最近では、横軸に皮脂量を縦軸に水分量を摂り分類されるのが一般的です。

これにより、①水分量、皮脂量ともに多い②水分量は多いが、皮脂量が少ない③水分量は少ないが、皮脂量は多い④水分量、皮脂量ともに少ないというように分けられます。

このように分類されていますが、これで固定化されているわけではございません。

皮膚の状態は体全体の健康状態やストレスによって大きく変わっていきます。季節によって、また環境によっても変わってくることがあります。

今回は以上です。

それぞれ自分の肌質をもう一度確認していきましょう。

正しい肌質を知ることは「美肌」の第一歩です。

またブログを書いていきます。

白山はりきゅう整骨院デンでした。

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