ニキビ

ニキビのできる部位に合わせたケア方法

毎度こんにちは。

白山はりきゅう整骨院デンです。

前回のブログは黄色ニキビになったらすぐに病院で診察を受けましょうとお伝えしました。

黄色ニキビになりかけの方は是非参考にして早期回復をして下さい。

さて、本日はニキビのできる場所の合わせたケア方法についてご説明していきます。

300x250

ニキビのできる部位に合わせたケア方法

ニキビを気にする女性

ニキビのできやすい部位は人により異なります。

ニキビは皮脂の多い部分にできやすいという特徴があるのですが、そもそもの原因は毛穴に剥がれた角質や埃といったゴミが詰まり、毛穴に蓋をされた状態になることで、これを面皰(またはコメド)と言います

面皰によって蓋をされた毛穴には本来外に出ていくべき皮脂がたまり、そこに皮脂が大好物のアクネ菌が繁殖してしまうと炎症を起こし赤いニキビとなります。

アクネ菌は常在菌として多くの人の皮膚に存在していますが、何もない状態でしたら悪さはしません。面皰周辺にたまった皮脂を目当てに繁殖し炎症を起こすのです。

ニキビはこのようにして発生するのですが、できやすい部位があるのは様々な理由があります。

場所ごとに違うニキビの原因

その1:おでこ・鼻

how-to-get-rid-of-a-blind-pimple

おでこや鼻といった皮脂の分泌が盛んな場所は元々ニキビができやすい部位と言えます。

そのため、10代の頃に出る思春期ニキビは、皮脂の分泌が盛んな時期であり、なおかつ成長段階で毛穴が未発達なために起こりやすいので、皮脂の分泌が多いおでこや鼻に出やすい特徴があります。

おでこや鼻にできやすいという人は、しっかりと毎日朝晩洗顔し、毛穴の中まで汚れを落とすケアが大切です。

このような皮脂分泌の多い所にニキビができやすいというのはわかるのですが、頬やフェイスラインには毛穴は少なく、皮脂の分泌も多くありませんが、大人ニキビができやすい部位です。

その2:頬やフェイスライン

1405271top

頬やUゾーンにできやすい人はホルモンバランスの乱れが考えられます。

特に頬は本来は乾燥しやすい場所なのですが、男性ホルモン優位となると肌質が硬くなり角栓が発生しやすくなりますので、より毛穴が詰まりやすい状態になります。

また、乾燥肌の場合はバリア機能が低下しているので、ちょっとした刺激で肌荒れを起こしやすくなるので、その原因も考えられます

Uゾーンにできるニキビは生理前のホルモンの影響が大きく、生理2週間前あたりから黄体ホルモンのプロゲステロンの分泌が増えるのですが、プロゲステロンにより皮脂分泌が増える時期でもあります。

それにより、本来はあまり皮脂の多くないUゾーンも皮脂過多の状態となり、ニキビができやすくなります。

頬やUゾーンのケア方法としては、乾燥によるバリア機能低下を防ぐためにしっかりと保湿を行います。また、生理前には脂っこい食事を避けるなどと食生活の改善も効果的です。

また、睡眠をしっかり取るとホルモンバランスは安定しますので、規則正しい生活を送ることが改善につながります。

顔以外にできるニキビ

背中のニキビ

ニキビができるのは顔だけではありません。

目立つので顔に意識が集中してしまいがちですが、実は顔と同じぐらい背中にもできやすいのです。

背中、特に肩甲骨付近に皮脂腺が集中しているので、肩甲骨と肩甲骨の間が最もできやすく、目に入らないこともあり、痛みを帯びるまで気づかないということも多い部位です。

背中ニキビの原因は顔と同じく毛穴に汚れが詰まることから始まります。そのため、適切なケア方法としては、しっかりと洗浄することです。

手が届きにくいので洗いづらい場所でもありますが、よく泡立てた石鹸でしっかりと洗浄することが最も有効的なケアとなります。

すすぎ残しも一つの原因

original

また、意外と多いのがシャンプーやリンスのすすぎ残しです。

おでこの肌荒れにもあることなのですが、シャンプーやリンスがちゃんとすすがれずに残ってしまうことで、それがトラブルを引き起こすことが多々あります。

そのため、シャワーのみの人の場合は、先に洗髪をしてから最後に体を洗うと背中ニキビが改善するということが多くみられます

背中の肩甲骨周辺のちょうど反対側、デコルテから胸にかけての位置もニキビができやすい部位です。

こちらは目に入る分、できたことには気づきやすいですが、顔ほどケアをされていない人が多いのが特徴です。

この位置にできるものも毛穴に汚れが詰まって起きるという点では顔にできるものと同じなのですが、顔はアクネ菌による炎症である一方、体はマラセチア菌というカビの一種により炎症を起こすことがわかっています。

バリア機能が低下している場合

この部位にできる原因はホルモンバランスの乱れで肌のバリア機能が低下していることが考えられ、特に衣類の刺激により肌荒れを起こしていることが多くみられます。

不衛生な状態の衣類を着ることにより雑菌が移ってしまったり、化学繊維の摩擦が刺激となり肌にダメージが蓄積されるといったことも考えられます

この部位のケア方法としては、清潔な衣類を着ること、肌の弱い人は木綿など肌に優しい素材を選ぶこと、睡眠時間をしっかり確保してホルモンバランスの乱れを改善することがあげられます。

まとめると

このように「ニキビ」と一言でいってもできる部位によって原因もケア方法も異なります。顔と体の違いに加えて、同じ顔であってもその部位によっても異なります。

せっかくケアをしてもそれが原因に則していないと苦労も無駄になってしまうので、しっかり理解して適切に行うことが大切です。

お肌のお悩みお気軽にどうぞ~

白山はりきゅう整骨院でしたー。

関連記事