ケアマネジャーさん向け記事

生活保護受給中でも訪問鍼灸マッサージは利用できる?医療扶助をわかりやすく解説

生活保護受給中でも訪問鍼灸マッサージは利用できる?医療扶助をわかりやすく解説

ケアマネジャーの皆さまから、

「生活保護を受給されている方でも訪問鍼灸マッサージは利用できますか?」

というご相談をいただくことがあります。

結論から言うと、医師の同意書があり、必要性が認められれば、生活保護受給中の方でも訪問鍼灸マッサージを利用できる場合があります。

ただし、生活保護にはさまざまな制度やルールが関係するため、現場では混乱しやすい部分でもあります。

今回は、ケアマネジャーの方向けに、「生活保護」と「訪問鍼灸マッサージ」の関係について、できるだけわかりやすく解説します。


生活保護とは「最低限度の生活」を支える制度

生活保護は、病気、障害、高齢、失業などにより生活が困難になった方に対して、国が最低限度の生活を保障する制度です。

生活保護には、いくつかの扶助があります。

  • 生活扶助
  • 住宅扶助
  • 医療扶助
  • 介護扶助
  • 障害者加算
  • 生業扶助

この中で、訪問鍼灸マッサージに関係するのが「医療扶助」です。


訪問鍼灸マッサージは「医療扶助」の対象になる場合があります

訪問鍼灸マッサージは、健康保険を利用して行う医療サービスのひとつです。

そのため、生活保護受給中の方では、「医療扶助」として取り扱われる場合があります。

ただし、すべてのケースで利用できるわけではありません。

利用するためには、以下の条件が必要になります。

主な条件

  • 医師の同意書があること
  • 歩行困難などで通院が難しいこと
  • 疼痛や拘縮など身体的な問題があること
  • 施術の必要性が認められること

また、福祉事務所への確認が必要になる場合もあります。


現場では「生活保護だから無理」と誤解されていることもあります

実際の現場では、

  • 生活保護だから訪問マッサージは使えない
  • 介護保険を使っているから利用できない
  • 医療扶助では対応していない

と誤解されているケースがあります。

しかし、制度上は、医師の同意書があり、必要性が認められれば利用できる可能性があります。

特に、脳梗塞後遺症、関節拘縮、寝たきり、歩行困難などがある方では、定期的な身体ケアが重要になることがあります。


介護保険サービスだけでは対応しきれないケースもあります

介護保険サービスでは、訪問介護、デイサービス、福祉用具貸与など、生活支援を中心としたサービスが提供されています。

しかし、

  • 関節拘縮
  • 筋緊張
  • 慢性的な痛み
  • むくみ
  • 身体のこわばり

などに対する身体ケアが十分に行えず、ご家族や介護職の負担が増えてしまうケースもあります。

そのような場合、訪問鍼灸マッサージを組み合わせることで、身体機能維持や介護負担軽減につながることがあります。


訪問鍼灸マッサージで期待できること

訪問鍼灸マッサージでは、利用者さまの状態に合わせて施術を行います。

期待できること

  • 関節拘縮の予防
  • 筋緊張の緩和
  • 疼痛の軽減
  • 血行促進
  • むくみの軽減
  • 寝たきり予防
  • 身体機能維持

また、定期的に訪問することで、身体状態の変化に気づきやすくなるというメリットもあります。


ケアマネジャーが確認したいポイント

生活保護受給中の利用者さまに訪問鍼灸マッサージを検討する場合、以下の点を確認するとスムーズです。

  • 主治医がいるか
  • 通院困難な状態か
  • 疼痛・拘縮・麻痺などがあるか
  • 医師の同意書取得が可能か
  • 福祉事務所への確認が必要か

特に、「歩行困難で通院できない」という点は重要になります。


ご家族の負担軽減につながることもあります

生活保護受給中の方では、独居や高齢世帯も多く、ご家族の支援力が限られているケースがあります。

身体のこわばりや痛みが強くなると、

  • 移乗介助
  • 更衣介助
  • オムツ交換
  • 体位変換

などの負担が大きくなることがあります。

そのため、身体ケアを行うことで、利用者さま本人だけでなく、ご家族や介護職の負担軽減につながる場合があります。


まとめ

生活保護受給中の方でも、医師の同意書があり、必要性が認められれば、訪問鍼灸マッサージを利用できる可能性があります。

現場では制度が複雑で分かりにくい部分もありますが、「生活保護だから無理」と決めつけず、身体状態や生活状況を確認しながら検討することが大切です。

介護保険サービスだけでは対応しきれない身体の問題がある場合、医療扶助を利用した訪問鍼灸マッサージが、在宅生活を支えるひとつの選択肢になることがあります。


ケアマネジャーの皆さまへ

歩行困難、寝たきり、脳梗塞後遺症、関節拘縮、慢性的な痛みなどでお困りの利用者さまがいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

当院では、健康保険を利用した訪問鍼灸マッサージを行っております。

必要に応じて、医師の同意書や制度についても分かりやすくご説明いたします。

白山はりきゅう整骨院

電話:03-6304-1210

メール:power.yell.0303@gmail.com

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