ニキビの原因と東洋医学的な見方〜内側から整える本質的なケアとは
「何をしてもニキビが治らない…」「体質の問題なのかな？」
そんなふうに悩んでいる方へ、今回は東洋医学の視点から見るニキビの原因と改善方法についてご紹介します。
一般的に知られているニキビの原因
まずは西洋医学的な視点で、ニキビの主な原因をおさらいしてみましょう。
- 皮脂の過剰分泌
- 毛穴の詰まり
- アクネ菌の増殖
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレスや睡眠不足
- 糖質・脂質の多い食生活
多くの場合、これらが複合的に重なって「炎症→ニキビ」へと進行します。
しかし、薬やスキンケアで表面的に対処しても、「根本的に体の中が整っていない」と再発を繰り返すケースが多いのです。
東洋医学では“内臓と気血の乱れ”がニキビの原因
東洋医学では、皮膚トラブルは内臓の不調のあらわれと考えます。
特に、以下のような臓腑の状態とニキビは深く関係しています。
肝（かん）：ストレスと自律神経
- イライラ・怒りっぽい
- 月経前に悪化する
肝の働きが乱れるとホルモンバランスや自律神経に影響が出て、肌トラブルとして現れやすくなります。
脾（ひ）：胃腸の弱り・食生活の乱れ
- 食後に眠くなる
- 甘いものや脂っこいものを好む
脾の力が弱ると、食べたものをエネルギーとして変換できず、「湿（余分な水分や老廃物）」が溜まり、ニキビの原因になります。
肺（はい）：皮膚と免疫のバリア機能
- 乾燥肌やアレルギー体質
- 季節の変わり目に肌荒れする
肺は皮膚や粘膜を支配しており、乾燥や外的刺激に弱くなると、皮膚トラブルが現れやすくなります。
気・血・水のバランスが乱れると…
東洋医学では、体内をめぐる3つの要素「気・血・水」のバランスも重要です。
- 気虚（ききょ）：エネルギー不足で免疫力が落ち、肌の治癒力が低下
- 血瘀（けつお）：血の流れが滞り、炎症や赤ニキビの原因に
- 水滞（すいたい）：老廃物が排出されず、皮脂や角質がたまりやすい
どれか1つの要素だけでなく、複数が絡み合ってニキビを慢性化させていることも多いのです。
体質チェックのヒント
自分がどのタイプかを知ることが、東洋医学的ニキビ改善の第一歩です。
| 体質 | 特徴 |
|---|---|
| 気虚タイプ | 疲れやすい／風邪をひきやすい／肌が弱い |
| 血瘀タイプ | 顔色が悪い／冷え性／赤ニキビが多い |
| 水滞タイプ | むくみやすい／胃腸が弱い／白ニキビが多い |
どのタイプも、鍼灸や微弱電流によって体質を整えていくことで、自然と肌の調子も改善していきます。
まとめ
ニキビは「外からケアする」だけでは根本改善が難しいケースが多く、身体の内側から見直すことが重要です。
東洋医学では、一人ひとりの体質・生活・感情の状態まで含めて原因を探り、最適なアプローチを選ぶことができます。
「ニキビは体からのサイン」──そんな視点で、自分の身体と向き合ってみてはいかがでしょうか？
次回は「ニキビの種類別アプローチ法〜赤ニキビ・白ニキビ・大人ニキビそれぞれの対処法」についてご紹介します。
マンガ作ってもらいました
※タップするとそれぞれ漫画のページに飛びます。ご興味あればご覧下さい。
マンガで分かる！アキュスコープ（微弱電流編）
マンガで分かる！女性美容針（彼氏できちゃった編 English）
特許技術だからこそ実現
当院の使用している施術法は、日本国内で正式に特許を取得（特許第6895603号）している独自の治療法です。
当院の代表をしております、私(田 真忠)が微弱電流が好き過ぎて、令和３年６月に取得しました。施術効果に根拠があり、安心して受けていただけます。
施術料金・予約方法
- 初回料金：¥6,700（税込）
- 2回目以降：¥8,000（税込）
- 電話番号：03-6304-1210（タップで電話）
- 営業時間：平日 9:00〜18:00
- 院名：白山はりきゅう整骨院
- 住所:東京都文京区白山5-22-7
