スポーツ外傷

骨折はリハビリが重要!適切なリハビリ方法と早くなおす方法

左足を骨折して松葉杖を着く写真 毎度こんにちは! 美容鍼の東京 白山はりきゅう整骨院デンです。

ふみちゃん
イテテテ~、こないだ柔道やってたら足の指骨折しちゃった。。
白山はりきゅう整骨院 院長
それは大変!って、ふみちゃん、柔道なんてやってたの!?
スポーツをしてると、骨折はつきものですよね。 骨折をしたあと、スポーツ選手でも社会人でも学生でも、日常生活に復帰するためには、なによりもリハビリが重要になります。 今回はリハビリに必要な知識とできるだけ早く治すための秘訣を紹介します。

骨折が完治する期間はどれくらい?

手の指の骨折は1カ月

右手親指骨折のため包帯を巻く写真 手の指の骨折は最低でも1カ月、程度によっては2か月以上かかることも。 3週間ほどギプスをはめるので、外した後は動かしづらくなります。

手首から上は2~3カ月

左腕骨折 手首、前腕、上腕骨骨幹下部となると、だいたい10週間から12週間、およそ2カ月以上かかります。

足指の骨折は5週間

右足のテーピング 足の指の骨折が治るのは、だいたい1~2カ月くらいです。 最初の3週間~4週間は骨をくっつけるために固定します。

足首の骨折は2~3カ月

Foot soft splint for treatment of injuries from tendon inflammation. 足首やくるぶしの骨折にかかる期間は2カ月ほどです。 足首は、スポーツや歩行によっても骨折しやすい一方で、「引きずるように歩く」「むくんで足首が2倍に腫れ上がる」「激しい痛みがある」といった後遺症も残りやすいです。 なので、しっかりリハビリする必要があります。

リハビリの目的ってなに?

骨折をすると、その部分を治療するためにギプスやボルトで患部を固定します。 そうして治療によって骨折した患部を長期間動かさないでいると、患部の周辺の筋肉が衰え、関節部分も硬直して、曲げたり伸ばしたりしづらくなります。 リハビリとは、そのような衰えた筋肉や固まってしまった関節を、もとの状態になおすために行うものです。 早期に正しくリハビリすることで、関節が固まったり筋肉が萎縮したりするのを防ぎます。

白山はりきゅう整骨院 院長
リハビリが遅れると、筋肉や関節の機能が十分に回復しないまま後遺症が残ってしまうこともあるんですよ
ふみちゃん
へえー、リハビリって大切なんですね!

リハビリの期間はどれくらい?

ふみちゃん
でもリハビリってどれくらい期間がかかるんですか?
白山はりきゅう整骨院 院長
それはケガの程度や部位によっても違います!

手術をしなかった場合

部位や状態によっては手術をしないで、ギプスなどで固定して治す方法がとられます。

固定期間

骨折したらまず骨をくっつけることが必要ですが、手術をせずに副え木やギプスのようなもので、しっかりと固定して、骨がある程度くっつき、ズレたり動いたりしない状況になるまで固定を続けます。 この期間を固定期間と呼び、およそ1~2ヶ月間ぐらいです。

可動域訓練期間

次に、固定を外して硬くなった関節を動かしていく過程です。 骨の付き具合やズレを確認しながら可動域が回復するよう訓練します。 これを可動域訓練期間と呼び、本格的なリハビリの開始です。 1~2カ月以上かかるでしょう。

負荷訓練期間

次に負荷訓練期間と呼ばれるもので、例えば足であれば、自分の体重を支えられるようになるまで、手や腕の場合には重い物を持ってこの負荷に耐えられるようになるまで訓練を行います。 この期間も1~2ヶ月くらい要します。 このようにリハビリが必要な場合には、全体としてだいたい半年近くかかるというのが一般的です。

手術をした場合

手術によって直接器具などで、骨折した部位を正常な位置に戻して固定するので、治療後すぐにリハビリを行うことができ、固定期間を早めて、関節や筋肉が固まったり、衰えたりするのを防いで、回復も早まります。

ふみちゃん
じゃあリハビリをはじめるのはギプスが外れてからってことでいいんですね!
白山はりきゅう整骨院 院長
いやいや、リハビリは「骨折している状態」からでも始められるんだよ。むしろ早い方がいい
ふみちゃん
ええ~!どういうこと?

リハビリはいつから始めるのがよい?

「負傷後数日」または「骨折の処置をした後」から

リハビリは治療中からでも始められます。 もちろん、折れている患部自体を動かすことはできません。 そうではなく、患部周辺の筋肉や関節を動かすためにリハビリをします。 なぜ治療中にもかかわらず、わざわざ患部の周辺の筋肉や関節を動かす必要があるかというと、さきほど言ったように、骨折治療をしていて患部を固定したままとしていると、周辺の筋肉が衰えたり、関節が硬直してしまうからです。 本格的なリハビリを開始したとき、負傷部位以外の周りの筋肉などが劣っているとリハビリにその分時間がかかることになります。 もちろんはじめの炎症や痛みがひどいときは控えるべきですが、医師の確認をとって負傷部位の周りから動かし始めます。

リハビリの方法

リハビリは必ず医師や専門家の指導のもとに行なってください。

自力でできるリハビリのやり方

腕を骨折した場合は、手首を回したり、手をグーパーする、肩を回すなどの動作のリハビリがよいでしょう。 また、足首を骨折した際には、足の指を曲げ伸ばしする運動のリハビリがよいです。 あるいは関節を動かさないようにして、力を入れ筋肉を刺激するというやり方もよくあります。 周辺の筋肉を動かしてあげると、患部付近の血行が悪くなってむくんでいる箇所の改善にもつながります。

リハビリが辛いあなたに

ふみちゃん
リハビリ、辛い。。。
「なかなか痛みがひかない」「はやくスポーツに復帰したいのに」などと不安に思う方もいるでしょう。 リハビリには停滞期があります。はじめの6カ月はどんどんよくなっていくといわれていますが、次第に回復スピードが遅く感じたり、自分の思うようにならないなど。 なんどもリハビリを繰り返しているのになかなか回復しない。。。 ですが根気強く続けていくしかありません。
白山はりきゅう整骨院 院長
骨折後には鍼灸治療が効くんですよ

鍼灸治療がリハビリに効く

鍼治療 鍼灸によって筋肉や関節の硬縮・硬直からの回復と予防を行います。 さらに患部周辺の痛みを和らげ、自宅でのリハビリと合わせ、より効果的に回復してくれるのです。

アキュスコープで治癒力を倍増

アキュスコープによる治療 当院では微弱電流治療機器「アキュスコープ」を導入し、施術を行なっています。 体の中には絶えず生体電流と言われる電子の流れがあり、それが細胞に刺激を与えることで新陳代謝が起こっています。 怪我をしていると、その体の部位の電流に乱れが生じています。 このアキュスコープは体の電流のバランスを瞬時に分析。 それを整える最適な強さの電流を与え、新陳代謝を促進し、なおりを早めることができるんです! さらにホルモンの分泌を促され、痛みも緩和。 これまで様々なスポーツ外傷で効果をもたらしてきており、プロのスポーツ選手や団体でも導入されている機器です。

当院での事例

アキュスコープでの治療風景 足の指を3本骨折された方が当院にお越しになりました。 すでに骨自体は繋がっていたのですが、違和感が残っているとのことでアキュスコープを中心とした施術を行いました。 この方の場合は1ヶ月のうち2度の来院で完治。 骨が繋がった状態であれば、すぐに効果が出ます。 骨が折れた状態でも完治が1〜2週間ほど骨の接合が早まることがあります。 白山はりきゅうは鍼とアキュスコープを組み合わせて、あなたに合わせた最適な治療を行なっていきます。 「骨折の治りが遅い!」とお困りの方、ぜひ一度体験してみてくださいね。

まとめ

今回ご紹介したように、骨折してしまったら、関節や筋肉のためにもリハビリをしっかりと取り組む必要がある事が分かりましたね。 日常生活でいつ骨折するか分からないもの。きちんとした対処を行うようにしましょう。 骨折の痛みが引かない時などは、鍼灸治療も試してみてください。 もし鍼やお灸の効果が気になる方は、お気軽に一度ご相談くださいね! 白山はりきゅう整骨院のデンでした〜!

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