ニキビ

鼻はニキビができやすい!その原因と効果的な治し方

毎度こんにちは。美容鍼の白山はりきゅう整骨院デンです。
お顔に繰り返しできるニキビの中で、
鼻にできるニキビは特に目立ち、人の目が気になってツライですよね。

ほほの周りなら、一つくらいできているならそんなに目立ちませんが、
鼻の頭にかけて赤くできてしまったニキビは、
ファンデーションなどではごまかしにくいですね。

しかも鼻にできたニキビは赤く腫れて、とても痛いのです。
「来週は気になる彼と初デートだというのに・・・」
そんな心待ちにしたデートを楽しみたい!
というあなたの為に本日は是非知って頂きたい、
意外と知らない!鼻ニキビの原因から対策法について説明していきます。

ノッケから鼻のニキビ対策お伝えします

自律神経の乱れ

他の記事にも度々投稿していますが、鼻のニキビに限らずニキビの原因は体内のホルモンバランスが崩れている状態であり、
ニキビができやすい方は特に自律神経(交感神経・副交感神経)の中でも「副交感神経」が異常興奮しやすい体質です。

ここ大事なので繰り返します。ニキビになりやすい方の大半は
副交感神経の異常興奮が引き起こしています。

ってことは単純に「副交感神経」の異常興奮を抑制することができれば、ニキビ症状が改善するのです。
簡単でしょ!

自分で副交感神経を抑制しよう!

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鍼灸治療には「刺絡(しらく)」治療と呼ばれる、手足のツボから出血をさせ、自律神経のバランスを調整する治療法がございます。実はこの治療法、ご自宅でも簡単に再現することが可能です。
↑Amazonで「ファインタッチ」と検索するとすぐに出てきます。¥2000くらいで買えます。

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↑箱から取り出すとこんな感じ。もともとは糖尿病の患者さんが血糖値を測定するさいに使用するものです。
これを使って手のツボから出血させます。

手の薬指から出血させる

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↑手の薬指は「副交感神経」を抑制する働きがあります。
ニキビ以外にも、花粉症やアレルギー性の鼻炎も副交感神経が異常興奮している状態ですので、薬指のツボを使って抑制することでそれらの症状を抑えることが可能になります。

とりあえず10日間は続ける

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ゴマ粒大くらいの出血を40〜50滴ほど10日間連続でやってみましょう。
自律神経の調整がうまくできてくると、新しいニキビはできずらくなります。
写真は痛そうに見えますが、意外と痛くありません。

それでは鼻にできやすいニキビの原因から説明していきます。

鼻にニキビができる4つの原因

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本来、顔のパーツの1つでもある「鼻」は、他の顔の部分と比べ、皮脂の量が多い場所になります。
しかも、鼻の毛穴は体の中でも特に奥が深いので、分泌した皮脂が毛穴に溜まりやすい場所と言えます。

その1:大腸のトラブル

鼻にニキビができた場合、五臓の「肺」。
あるいは肺とともに働く「大腸」にトラブルが起きていることがあります。

ふみちゃん
五臓って何ですか?

白山はりきゅう整骨院 院長
東洋医学では人間の内臓全体を「五臓六腑」と呼び、「五臓」は肝・心・脾・肺・腎 「六腑」は胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦 ※三焦(横隔膜)のことを指しています。

また、東洋医学は「五行」と呼ばれる、全ての物(事)を木・火・土・金・水の5つの要素に分類し、それらの関係を説いた中国古来の理論があります。
よく占いや風水にも用いられますね。

白山はりきゅう整骨院 院長
こんな図を見た事ありませんか?c0067272_23351548

ふみちゃん
あ〜!なんか見た事ありますね!

この5つは、互いに支配したり、されたりして絶妙のバランスを保っています。
また、自然界のさまざまなものを五行の性質に当てはめ、
表したものを五行表と言います。

以下の通りです。

五臓
五腑 小腸 大腸 膀胱
五官(感覚器)

ちなみに大便の排泄は、呼吸に関係があります。
それは、便をする時、呼吸を止め、「いきむ」ことによって排便を促していることからも分かりますよね。

五臓
五腑 小腸 大腸 膀胱
五官(感覚器)
白山はりきゅう整骨院 院長
五行の表を見ると、肺=大腸=鼻に関係してきます。

ですので、例えば、気管支喘息など呼吸器系が弱い人はこの「いきむ」動作が困難になりその結果、

便秘になりやすく、鼻ニキビをはじめ、いろんなニキビになりやすくなるのです。

その2:ホルモンバランスの乱れ

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鼻にニキビができる原因として、ホルモンバランスの乱れもあります。
対人関係などでストレス状態が続くと「男性ホルモン」が優位に働き、この男性ホルモンは皮脂分泌を促します。

男性ホルモンが多く分泌すると、過剰な皮脂が毛穴に詰まり、
鼻ニキビをはじめ、大人ニキビの原因になっていきます。

反対に女性ホルモンで有名な「エストロゲン」には皮脂を抑える働きます。
女性ホルモンは肌本来のバリア機能を強化させる性質があります。

これらの男性ホルモンと女性ホルモンが理想的なバランスを保っていれば、
バリア機能が充分に働き、なおかつ皮脂分泌量もベストの状態を維持できますので、
多少の刺激を受けても肌トラブルは発生しません。

スキントラブルは、基本的に男性/女性ホルモンバランスが崩れた時に、
起こるものと思ってください。

学生の頃はなんでもなかったお肌でも、
社会人になると毎日の残業や対人関係からホルモンバランスを崩し、
「男性ホルモン」優位になり、大人ニキビを引き起こしている方が大勢いらっしゃいます。

上手なストレス管理(発散)がますます重要になっていきますね。

ふみちゃん
課長が毎日嫌味を言うから嫌になります。

白山はりきゅう整骨院 院長
これも一つの「男性ホルモン」が優位になる原因です。上手なストレス解消法が見つかると良いですね。

その3:紫外線

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鼻ニキビがあってもなくても、大事なのが紫外線対策です。
しかし大多数の方が、「鼻のニキビに日焼け止めを塗っても大丈夫かな?」と思うことでしょう。
ズバリ、鼻にニキビがある時でも日焼け止めを塗っても大丈夫です。

日焼け止めを塗らずに無防備な状態で、
生活の中で紫外線を浴びてしまうと、逆に無防備な肌を守ろうとして、
角質が厚く硬くなってしまいます。

この現象を「過角化」と呼び、進行が進むと毛穴がどんどん塞がって、
皮脂が詰まりやすくなり、その結果ニキビができやすくなります。

さらに紫外線を浴びた肌は抵抗力が非常に弱いため、
炎症や悪化を起こしやすくなります。

そして、生活の中で浴びた紫外線は肌の水分を蒸発させ、
肌のバリア機能を低下させていきます。

ふみちゃん
紫外線って恐ろしいですね。

その4:食事

最後に鼻のニキビの原因である食事です。
ニキビ・肌荒れを起こしやすい人たちに共通して言えることが「炭水化物が好物」な人が多いです。
適度な炭水化物は体にとってエネルギーとなり体を動かしたりする際に必要ですが、必要以上の摂取は体内では肝臓に「脂肪」として蓄積されます。

そして、脂肪は蓄積されると皮脂の分泌を促し、ニキビを悪化させます。

鼻のニキビの4つの対処法

鼻のニキビができてしまう原因については大体ご理解できたかと思います。
原因が分かれば、こっちのもの。鼻のニキビにならないためにも対策をしていきましょう。
日常生活ですぐにできる事を挙げてみました。ポイントは4つです。

その1:保湿を徹底する

洗顔後の保湿は当たり前のようにしていますが、セルフケアとしてピーリングなどの角質ケアを自分で行っているケースでも保湿は徹底してください。なぜかというとピーリング後の肌はバリア機能が低下している状態であるからです。

自宅や皮膚科さんでピーリングをした後は、必ずしっかりと念入りに紫外線対策をしないと、
肌のバリア機能が低下しているので余計に、鼻ニキビや大人ニキビを悪化させてしまいますので、注意が必要です。

白山はりきゅう整骨院 院長
ピーリング後の肌はとても敏感になっているので、保湿以外にも紫外線対策を徹底してください。

その2:バランスよく栄養をとる

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洗顔後やピーリング後の保湿を徹底して行ったら、次に体の中からニキビを改善するよう意識しましょう。
特に現代人は忙しい中でも、バランスよく食事をとることが重要です。

以下皮膚に良いビタミンをご説明します。
食事でどうしても取れない時は上手にサプリメントなどで補給しても良いでしょう。

ビタミンA

働き:皮膚や粘膜の代謝を上げて外からの雑菌、
侵入を防ぎ皮膚のバリア機能を高めます。

多く含まれている食べ物

乳製品(低脂肪牛乳)・チーズ・卵・鶏レバー
緑黄色野菜(ニンジン・ニラ・ホウレン草)
うなぎ

ビタミンB2

働き:糖質・たんぱく質・脂質の三大栄養素の代謝を上げていきます。
またビタミンB2が不足すると、皮脂量が多くなり、
毛穴が詰まった結果ニキビができやすくなります。

多く含まれている食べ物

ヨーグルト・牛乳・生卵・豚ロース肉
うなぎ・かれい・あじ・ごま・納豆

その3:十分な睡眠

保湿・肌に良い栄養をたっぷりと取った後は、最後にしっかりと睡眠時間を確保しましょう。
中には夜、翌日のお弁当を作ったり・洗濯ものをする人もいらっしゃいます。

あまりに疲れている時や睡眠不足が続いている場合は全てを後回しにして、とにかく睡眠時間にあてましょう。
どんなに高価な化粧品より、1時間多く眠ることが1番のニキビケアになります。
眠りが浅い方は布団に入る前に、軽いストレッチや温かい牛乳なども有効です。ぜひ試してみてください。

その4:正しい洗顔

日頃の食生活や十分な睡眠をとっていても鼻のニキビが改善しない場合は、毎日の洗顔も見直してみると良いでしょう。
正しく顔を洗う時ポイントは以下の2つです。今日からすぐにできるので、是非取り組んでみて下さい!

4-1:手指をきれいにする

手指には目に見えない雑菌だらけです。汚れたままの手で洗っていても洗顔の十分な効果は得られません。
顔を洗う前に指や爪の間と手首までしっかりと洗い、洗顔ネットで泡を作り、優しく顔に当て汚れを落としていきましょう。また、顔を拭き取るタオルも常にキレイなタオルを使用します。

4-2:Tゾーンから落とす

十分な泡をたてたら、汚れを落としていく順番も意識します。
基本は皮脂線を意識して洗顔する事です。

人間の顔面部の皮脂線はTゾーンに沿って発達していますので、

おでこ→頬→フェイスライン

の順番で汚れを落としていくと効果的に顔の汚れを落とせます。
意外と洗顔の順番は意識する人は少ないので、早速実践してみて下さいね。

まとめると

いかがでしたか?鼻のニキビの原因はストレス・睡眠不足・偏った食生活など挙げられます。
また、便秘気味の方は、普段の食事からビタミンや食物繊維を意識して取っていきましょう。
そして適度な運動も腸の動きを整えます。

また、ホルモンバランスや紫外線もニキビの誘因にもなります。
どれか1つかけても鼻ニキビをはじめ、ニキビ全般は良くなりません。
まずは無理なく生活習慣を見直していきましょう。

みなさまのお肌が綺麗になることをお祈りしております。

治りづらい、早く改善したいという方は美容鍼もお勧めです。

美容鍼のマンガと動画

美容鍼の白山はりきゅう整骨院デンでした。
本日はこのあたりで失礼します。

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