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肌に老化をもたらす4つの敵(活性酸素/炎症/血行不良)

毎度こんにちは。

美容鍼の白山はりきゅう整骨院デンです。

前回は肌に老化をもたらす1つ目の敵についてご説明しました。

本日は残りの3つの敵について投稿していきます。

肌に老化をもたらす4つの敵(活性酸素/炎症/血行不良)

2:活性酸素

細胞や遺伝子を傷つけ老化を引き起こす

生まれたての赤ちゃんの肌って、とてもツルツルして肌触りはいいですよね。

しかし、実は生まれた瞬間から肌の老化は始まっています。

その正体が「活性酸素」です。

鉄などの金属が錆びたり、バナナの切り口が茶色くなったりするのは

酸素によって物質が「酸化」するためです。

活性酸素は、私たちの体の細胞を強力にサビつかせる悪玉酸素。

普通の酸素に比べて、著しく化学反応を起こしやすい暴れ者です。

これが体内で大量に発生すると細胞や遺伝子を傷つけ老化を引き起こすのです。

活性酸素は、シミやシワなどの老化のほか、

がん細胞の発生にも関わってくることがわかっています。  

 

活性酸素が発生する原因

紫外線過労、ストレス、喫煙などで活性酸素が大量に発生します。

ふみちゃん
ストレスでも活性酸素が発生するとは知りませんでした。

 人は呼吸をする際に酸素を取り入れ、

エネルギーを消費し活動していますが、この際にも活性酸素が発生します。

呼吸するだけで活性酸素が発生するのですから、

人が生きて息をしている限り、老化は避けられない運命と言えます。

しかし本来人間には活性酸素を除去する仕組みが備わっています。

抗酸化力のある酸素などが体内で働き、活性酸素を速やかに取り除いているのです。

しかしこの体内の抗酸化力も30代以降は徐々に低下していきます。

 

他にもある活性酸素の発生原因

他に活性酸素をたくさん生み出してしまうものには、

激しすぎる運動、紫外線過労、ストレス、喫煙、食品添加物や

大気汚染などの化学物質酸化した油(時間が経った揚げ物)があります。

また、最近の報告では常に血糖値が高いとそれが体内に

活性酸素を生み出し、老化やある種の発ガンが促進されることが分かってきました。

甘いものと摂りすぎは、ダイエットだけでなく、肌にも悪いのです。

 

3:炎症

間違ったスキンケア

スキンケアの物理的刺激で肌がチリチリ炎症を起こします。

当院を訪れる患者さんの顔を診ると、

誤ったスキンケアのせいで肌を痛めている人が少なくありません。

その中でも特に多いのが肌のこすり過ぎによるもの、もやもやしたシミ。

頬骨の高い部分を強くこすりくつける癖のある人にできやすいものです。

コットンなのでパタパタ叩く癖のある人は赤ら顔になりやすく、

毛細血管が赤く浮き出ていることもあります。

赤ら顔の対処法については、こちらの記事でも詳しく説明しています

ふき取りタイプのクレンジングを使用している人は、

コットンやティッシュの摩擦による刺激で肌が乾燥したり

湿疹ができたりすることがあります。

肌に合わない化粧品を気付かずに使い続けてシミを作ってしまった人もいます。

慢性的な炎症が肌を痛めて老化を促進

こうした叩く引っ張るなどの物理的刺激や

「合わない化粧品」などのダメージは全て肌に炎症を起こします。

日常的にこのような間違ったケアを行っている人は、

肌の上に慢性的な炎症を起こしていることになります。

炎症によって活性酸素が発生しそれが常に肌を傷つけ老化を早めてしまうのです。

この慢性炎症は、肌老化の大きな原因の一つとして世界的にも世間で注目されています。

間違ったお手入れで肌は炎症を起こしていませんか?

日々のお手入れを見直し、慢性炎症による老化から肌を守っていきましょう

4:血行不良

肌のターンオーバーには新鮮な血液が必要

血行が悪くなると皮膚に酸素や栄養素が届きにくくなります。

肌を健やかに育むためには酸素や栄養素が必要です。

それらを肌の細胞に届けているのは、肌の内側に網目のように張り巡らさた血管です。

心臓から送り出された血液を運ぶ血管は末端にいくに次第に細くなり、

最終的に細い網細血管になります。

その細さはなんと直径0.01ミリ!!

実に髪の毛度5分の1ほどしかないのです。

白山はりきゅう整骨院 院長
結構グロいっすね

しかしこの網細血管が極めて重要な役割を果たしています。

その役割の一つは、肌の細胞の隅々まで酸素と栄養を送ることです。

そしてもう一つは不要になった二酸化炭素と老廃物を回収することです。

この代謝がスムーズに行われることで健康な肌が維持されています。

加齢とともに血行不良

加齢とともに生理的に血管の壁はもろくなってきます。

その結果、顔面部に流れる血液の流れが悪くなります。

すると肌の細胞に酸素や栄養が行きにくくなるうえ、

老廃物が溜まってしまいます。

その結果、肌の老化が進み、くすみや乾燥が起こりやすくなります。

加齢で血行が悪くなると肌の衰えが促進されます。

老化とともに血管が硬くもろくなり、血行が悪くなります。

なぜ血管は硬くなるのか?

血管はコラーゲンなどのタンパク質でできており、

それが弾力を失うためです。

また加齢で筋力が減ることも血行不良の原因になります。

筋肉が動いて収縮する時に血液がめぐるからです。

前述したように、血行が悪くなると肌に十分な酸素と栄養が届きにくくなります。

そのため、ターンオーバーが阻害されまたコラーゲンが作られる量も減り、

結果として肌の老化が加速されます。

血行不良を起こす原因として加齢のほかに、

運動不足、喫煙生活の不規則冷え(体を冷やすことや冷たいものの飲食)があります。

これらに気をつけ、結構を維持することが肌にも体にもとても大切です。

 

では、ここで総括っっ!!

まとめると・・・・肌に老化をもたらす以下の4つの敵を正しく知ることが美肌の第一歩です。

紫外線 活性酸素 炎症 血行不良
対策法 日焼けをしない 食べ物とストレスに気をつける 顔を強くこすらない タンパク質を積極的に摂る

 

単純なことですけど、意外とみなさん知らない方が多いので、1つでも当てはまる点が

ありましたら、今日から気をつけましょう!

5年後の素敵な自分に向けて、正しい知識で効率的にスキンケアに時間をかけて下さいね。

白山はりきゅう整骨院デンでした。

ご相談は0120−656−169までお気軽にどうぞ!

 

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