ニキビ

ニキビのセルフケアと皮膚科の治療との違いは

毎度こんにちは。

白山はりきゅう整骨院デンです。

前回のブログはニキビケア商品の配合成分について投稿していきました。

ニキビケア商品の成分とメカニズムが知りたい方は是非参考にして下さいね。

本日はニキビのセルフケアと皮膚科の治療との違いをご説明していきます。

ニキビのセルフケアと皮膚科の治療との違いは

医療レーザーを使って若い女性の顔からほくろを取り除く

ニキビができると見た目も悪いですし、ニキビがあることで気になってしまい、

自信をもって人と会って話すことができなくなることもあります。

精神的にもとても悪影響を与えるのですね。

思春期ごろには皆通る道と言ってもいいほど、

誰しも一つや二つはできていたのではないでしょうか。

しかし、それはほぼセルフケアで治したという方が多いですね

思春期ごろはホルモンバランスが大きく変化し、皮脂の分泌も活発になるので、

どうしてもニキビができてしまうものです。

これはホルモンバランスが安定すれば自然に落ち着いてくるものなので、

一時期はすごく悩んだけれど、

いつの間にか綺麗に治っていたというパターンが多いのです。

ニキビができやすいTゾーン

できる場所としては主におでこの周辺のTゾーンですね。

予防としては、とにかく皮脂の分泌が激しいので、

こまめに洗顔してアクネ菌にエサを与えないということです。

そして、市販のニキビケア商品を使って皮脂をできるだけ抑えることですね。

ホルモンバランスが不安定なときは、何をやっても効果が薄いので、

治療というよりはできるだけできないようにする、

という予防の観点からのニキビケア商品が多いです。

社会人になってからの大人ニキビ

そして思春期を過ぎて、ニキビもできなくなってきたと思ったのに、

20代後半くらいになって突如また悩まされるという方が増えてきます。

これを大人ニキビというのですが、形状は白くて小さい湿疹のような感じで、

思春期に体験した赤くて痛いニキビとは違っています

ですから、最初はこれをニキビだと気づかず、

別の皮膚病ではないかと思う方も多いようですね。

しかし、その白くて固い湿疹は初期のコメドというニキビなのです。

これができる原因の一つも、またホルモンバランスの崩れによると言われています。

洗顔だけでは治らない大人ニキビ

ということは、思春期の時と同じようにニキビケア商品を使って洗顔を頑張れば、そのうち治すことができると思ってしまいますね。

でも残念ながら、思春期と同じケアをしていても治らないのです。

それはなぜかというと、大人ニキビはホルモンバランスの崩れに加えて、

肌のターンオーバー力が衰えているためにできるものだからです。

ターンオーバーが遅れてしまっている大人ニキビ

ターンオーバーとは、肌細胞の生まれ変わりのことを言いますが、

細胞は一定の周期で生まれ変わるので、

異常を起こしている肌も一定の周期で剥がれてしまうものなのですね。

その下には新しい綺麗な皮膚ができていますから、

新陳代謝が活発な思春期には、悪化さえさせなければ、

放置していてもそのうち治ってしまっていたというわけです

こまめな洗顔やニキビケア商品によるセルフケアは、

悪化させないように予防する役割を果たしていましたが、

そのケアで十分効果があったというわけですね。

思春期ニキビは洗顔で良くなるが・・・

思春期ニキビは洗顔と清潔を気をつけていれば改善しますが、

これは大人ニキビには通用しません。

勿論悪化させないようにするためにという役割は果たせるのですが、

それだけでは治療ということにはならないのです。

異常を起こしている肌が自力で生まれ変わることができないので、

再生力に期待した治療は難しいのです。

大人ニキビ用のニキビケア商品も豊富に出ており、

炎症を抑えるような効果は期待できるようですが、

コメドは炎症を起こす前の状態であり、

固い角質に炎症の元となる芯が閉じ込められています

ですから、ここまで薬の効果を届かせるためには、

まず古い角質を剥がしてしまう必要があるのですね。

皮膚科での行う治療とは?

これを治療するためには、やはり皮膚科へ行くべきでしょう。

皮膚科へ行くのとセルフケアの違いは、自分で管理するのが難しい薬が処方してもらえるということです。

皮膚科では、この古い角質をターンオーバーを促進することによって剥がす

ディフェリンゲル」という薬が処方してもらえます。

市販の薬にはこういった効果があるものはないのですね。

ターンオーバーを促進することで、古い皮膚を剥がすことになるので、当然副作用は出てきます。

本来はがれないものを薬の力で剥がすわけですから、

激しい乾燥や激痛、皮がボロボロになってしまうという症状を訴える方が8割程度いるようです。

個人差がある副作用

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市販の薬との違いとして、このような激しい副作用がでるものは市販の薬にはないということが挙げられます。

副作用の程度は人によって違いが出ますが、軽い人は少し乾燥するくらいで済み、ひどい人は洗顔も化粧水をつけることもできないほどの激痛を感じることもあります。

このようなものは、セルフケアで管理することは難しいので、必ず皮膚科の医師の処方や指導が必要です。

また、市販のニキビケア商品では殺菌作用のあるものはないので、あくまでも炎症を鎮めるといった効果しかありません。

殺菌は自分の抵抗力に任せることになりますので、抵抗力がない人にはあまり意味がないものかもしれません。

ニキビでも処方してもらえる薬

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皮膚科では殺菌する薬を処方してもらえるので、にきびを根治する目的としては必要なものといえます。

また、市販の薬は購入すると意外と値段がするのですが、皮膚科の薬は保険適用なので3割負担でもらえます。

ニキビくらいで病院なんか行きたくないという人も多いかもしれませんが、費用と効果を考えると皮膚科という選択が良いのかもしれませんね。

まとめると

繰り返すニキビはセフルケアでは限界が出てくるケースも多々あります。

市販薬を色々試してみるより、早めに皮膚科さんに診察を受け

きちんと薬を処方してもらう事や当院の美容鍼を併用すると最短・最速でニキビは改善します。

西洋医学と東洋医学の同時進行はマジ最強です。

お肌のご相談いつでもどうぞ〜

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