毎度こんにちは。
東京都の美容鍼の白山はりきゅう整骨院です。
前回のブログは黄色ニキビについて投稿しました。
黄色ニキビにお悩みの方は是非参考にしてください。
本日は紫ニキビについてご説明していきます。
サクッと読んでスキンケアに役立てて下さい〜。
ニキビの種類
ニキビには深刻度によって色が変わってきます。
深刻度順で並べていくとこんな感じです。
ニキビの種類 | 深刻度 | 状況 |
---|---|---|
白ニキビ | 毛穴に汚れが溜まっている | |
黒ニキビ | 毛穴に溜まった汚れが酸化し変色した状態 | |
赤ニキビ | アクネ菌が繁殖し、炎症を起こしている。 | |
黄色ニキビ | 炎症が進行し膿が出ている。 | |
紫ニキビ | 膿と血が混じっている状態 |
ニキビの赤ちゃん「白ニキビ」
白ニキビはニキビの初期段階。
ニキビで悩んでいる人の抱えている症状として多いのではないでしょうか。
過剰に分泌された皮脂や垢などの老廃物が溜まり、毛穴内部から盛り上がっている状態です。
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ちょっと進行した「黒ニキビ」
白ニキビを放って置くと、黒く変色します。
これは皮脂や汚れが空気に触れ、酸化するのが原因です。
進行が早い場合はホルモンバランスが乱れていたり、不規則な生活をしている場合が多いですね。
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洗顔が効果的!
ここまでご説明した白や黒の段階ならまだ軽い状態ですので、通常行っているケアだけで十分改善できます。
ニキビの原因は毛穴に皮脂などが詰まってしまうことであり、肌の代謝が良くなれば順調に排出されますので自然に良くなります。
ただし、肌の奥深くに入り込んだ皮脂や汚れだけは自然に排出することが困難ですので、洗顔を利用して解決を図ります。
洗顔ではただ単に洗うのではなく、泡洗顔を行うことが効果的です。
泡洗顔を行うと力を入れなくても汚れなどを落とすことができますし、力を入れてこすっても落ちなかった毛穴の奥深くに入り込んだ分も、泡で吸着させて洗い流すことができます。
ギリギリ直せる「赤ニキビ」
白ニキビや黒ニキビに比べて少し状態が悪化下のがこの赤ニキビです。
ここまでくると汚れが溜まった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、炎症を起こしています。
炎症時には肌の水分が失われ、少しの刺激にも敏感になるため、刺激を与えることを極力避けなければなりません。
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けっこう深刻「黄色ニキビ」
黄ニキビは膿が溜まっている状態であり、まずは膿が出て行かないと症状は改善されません。
これらの種類はニキビの中でももっとも酷い部類に入りますので、自分で治療を行うだけでは治すのが困難になっています。
また膿が除去された後もニキビ跡が残る場合もある厄介な状態です。
かなりやばい「紫ニキビ」
やっと今回の本題、紫ニキビです。
黄色ニキビよりも深刻な紫ニキビは、膿と血が毛穴の中で混じることによって紫に見えます。
このあとより詳しくご説明致します。
紫ニキビの原因
ニキビを放っておくと紫ニキビになる!
一番酷い紫ニキビができてしまう原因は、軽い炎症が起きた赤ニキビや、膿の出る黄色ニキビの段階で上手く抑えることができずに、炎症が周囲にまで広がってしまうことです。
つまり、炎症の度合いが酷くて抑えられなかったり、炎症を起こしやすい状態が続いてしまうことがリスクとなります。
紫ニキビになると、どんなに気を付けて治療を行っても跡になってしまう確率が高くなり、良くなるまでにはかなりの時間がかかります。
生活習慣の乱れも原因
ニキビは放っておいても、いつのまにかなくなっていることもありますよね。
しかしそれは完全に治ったわけではありません。
特に生活習慣などが不規則だと一度治っても、すぐにぶり返してしまい、悪化の一途を辿ります。
白ニキビができても特になんの対策もしないでいると、気づいたときには「赤ニキビになってた!」なんてことも少なくありません。
そういった場合は体の巡りが悪くなっている証拠。
普段の生活で体のサイクルは乱れがちになるため、基本的に働いている方はしっかりとした対策をしないとすぐに黄色ニキビ、紫ニキビと症状が進行していきます。
注意しましょう。
紫ニキビの対処法
紫ニキビは早急に医療機関へ
紫ニキビは他の種類と同じように、アクネ菌や皮脂などが原因となって症状を悪化させますが、安易に取り除くことができませんので、医療機関で治療を受けることになります。
自分で潰そうとしたり、民間療法を試してみる人もいるようですが、真皮にまで達したトラブルが酷い跡になって残りますので医療機関を頼った方が安心です。
医療機関で行う主な紫ニキビの治療とは
医療機関にかかると、内部の血や膿を排出するために切開を行うことがあります。
紫ニキビの症状の主な原因となっている血液や膿を取り除けば、状態はかなり良くなります。
その他、副腎皮質ホルモンの注射をしたり、フォトダイナミックセラピーや炭酸ガスレーザーを使って皮脂の分泌を抑えたり、細菌の増殖を抑える方法もあります。
利用する医療機関によって行われる治療法が異なりますので、まずはどのような治療法があるのかを調べてみることが大切です。
実際に医療機関を受診する時には、不安なことがあれば質問しましょう。
不安を感じながら治療を受けるとストレスになりますし、経過を安心して見守ることができません。
紫ニキビまで悪化させないための対処法4つ
漢方で治す
最近では、ニキビの治療に漢方が利用されることもあります。
漢方を使うと様々な原因に効率良くアプローチすることができますし、優しい効き目ですので副作用の心配がありません。
体質の改善に効果を発揮するものですので、ニキビのできにくい体質を手に入れることも可能です。
医師に相談しながら、一般的なケアと並行して行うことも非常に有効です。
ホルモン療法も有効
最後に忘れてはならないのがホルモン療法です。
ニキビのできにくい肌を持つ人は、ホルモンバランスが安定しています。
ホルモンのバランスが整うと肌の保水力がよみがえり代謝が活発になりますし、肌体力が回復して外的刺激に負けないようになります。
また、毛穴に角栓が詰まりにくくなりますので、アクネ菌の繁殖も抑えられます。
医療機関に通っている場合、症状が酷い時にはそれを抑えるための処置が優先されますが、落ち着いてくると肌質を改善するために、ホルモン療法のような根本的な改善につながる方法が用いられることが多いようです。
生活習慣も見直す
ホルモンバランスは目には見えないものですので調整することが難しいのですが、肌や体に様々な影響を与えるものであり、基本的には食事内容や生活リズムを改善して、健康的な生活を送ることで自然に整えられると言われています。
体を温める
体の巡りが悪いことで、肌のターンオーバーが阻害され、ニキビができやすくかつ治りにくい体質になってしまいます。
これらを改善する最も簡単な方法が体を温めること。
自宅でやるなら半身浴がおすすめ。
またより高い効果を得る方法として、ツボをお灸で温めるのも効果的。
冷え性改善にも効果が高く、一気に体の巡りを改善することができます。
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紫ニキビの原因と治療をまとめると
紫ニキビになる前の白ニキビや黒ニキビなどの初期の段階で、適切なスキンケアを行うことが重要です。
万が一、悪化し紫ニキビになってしまったら、自己判断せず、近くのクリニックで診察を受けるのをおすすめします。
ニキビ跡になってからは後の祭り。
時間もお金もかかってしまいます。
小さいニキビであっても放っておかないで、しっかりと対策をしましょう。
また無理のない規則正しい生活を送るようにしていくことで、ニキビができにくく、またもしできても治りやすい体を作ることができます。
お肌のご相談いつでもどうぞ。
美容鍼の白山はりきゅう整骨院でした。
ではまた次回お会いしましょう〜。